「持て余してる」なんて言い方をされると、私の何を知っているんだろうと思う。自分でも気付いていない何らかの力があると知っているなら、早く教えてほしい。外面の時間軸で、私の一生分を照らし合わせて、「もったいない」「余裕あるのに」と言われるのは、責任の所在を改めて自覚させるためだろうか。効率の悪さや現段階での恵みを、私は真顔で受け入れている。 感情の話をすれば、日々は喜怒哀楽のどこにも留まらない。ハッピーなサプライズが起こることもないし、テンション高く笑うこともない。小さな不快感はあちこちにあっても憤怒するほど心入れせず、身近でなければ残念なことも(残念なことに)数秒後には無関係の顔だ。通常運転で、…