こんな山、どうってことないって思ってたのに・・・・・こんなことになるなんて。(本文より) 安田夏菜先生の先月発売された新作だよ。 現実に折り合いをつけることに悩んでた 3人の女子高生が山で絶体絶命に陥る話。 追い込まれた彼女たちがどう変わるかが この作品のいちばんの見どころだろうな。 終盤にかけてはもう圧巻というしかない。 友のため動く決意、メソメソからの脱却、 確固たる意志への目覚めなどが響く響く。 手厳しいことでもズケズケと言ってくる 教師の根っこに透ける優しさもいいわ~。 弱さを受け入れてこそ強くなれるという 言葉には普遍的な価値があると感じたよ。 勉強だって何だって、自分の至らなさを …