>>四国の列車編【前編】からつづく<< 「南風3号」の向かい側からは12分の接続で特急「あしずり3号」中村ゆきが出発します。こちらは2700系2両編成でグリーン車はなし、指定席も1号車の半室だけとコンパクトな構成です。 南風がだいぶ混み合っていたので、それと接続を取るあしずりも混みそうだなぁ…と指定席を取ってありましたが、予想に反して空席だらけ。多くの人の目的地はやはり県都の高知だったようです。 高知を出ると海沿いを走るようになりました。車窓にはしばしば青々とした太平洋が姿を見せて、南国までやって来たんだという実感を抱かせます。 窪川から土佐くろしお鉄道中村線へと入っていきます。元々は土讃線を…