とても古い本である。 アマ○ンのレビューが0人というレベル。 それに、仏像の専門的な内容が延々と書かれている。興味が無い人にとっては、(当たり前だが)面白くもないような本だろう。 だがしかし、私にとっては、なかなかの興味深い本であった。仏教美術の専門家が、旅をしながら、仏像が日本へ来た道をたどる。 その始めは「サンチ―の塔」である。 そこは、インドのボパールという地にある。インド中部だ。 次がアジャンタであり、いわゆる「エローラ」がある地だ。ここもインド。 それから、ガンダーラ(つまり、パキスタンやアフガニスタン)、敦煌、龍門石窟、そして韓国へと続く。なかなか示唆に富んだ旅である。このルートを…