オカケンとは、世の中、「勝つ」ことが全てではない、いや、ときに「負ける」ことにさえ意味がある、とわかっている大人である。オカケンは偉い。 「言うべきことを言わないでどうする!」とイキったり煽ったりしていた時代をオカケンとともに反省するのだ。「聞いてもらうための言い方や態度ってもんがあるだろ」である。世渡り上手、処世術かよ、と言われるかも知れないが、今日で全てが終わるわけじゃないのだ。残念ながら明日も3年後も10年後も今日の延長なのだ。 言いたいことを「立て板に水」でパパパーン!と言い放って、スッキリしてカタルシスを得たところで、問題がそのままではかえって状況が悪くなったいたりする。「ぎゃふん」…