うぶぬま。 二百名山・栗駒山の「動と静」の山池 栗駒山(1,626m)の山腹にある山池のひとつ。 2022年夏現在、火山活動のため立ち入りができず、硫黄の匂いが漂う昭和湖を「動」の池とするなら、こちら産沼は「静」の沼といえる。一方、強酸性の水質の昭和湖は生物が棲めない死の池であるが、産沼は緑に包まれた穏やかな生の沼という側面もあろう。 登山口の須川温泉にも源泉や貯水池があり池めぐりに魅力を添える。 産沼の上下には似た形態の池が三つあったが、名残ヶ原湿原と併せてこのページに掲載した。 二百名山・栗駒山の「動と静」の山池 産沼の立地と形態 七合目あたりのなだらかな山腹に立地 池の構造 三つの沼の位…