ブルゴーニュワインの産地のマコン(Mâcon)の由来を調べてみたら、中世ラテン語の"Masconis"で、やっぱりsが省略されていたんだね。フランス語のアクサン・シルコンフレックス(ˆ)は、sの字が省略されている場合に使うことが多い。例えば、forêt, côte, îleは、英語のforest, coast, isleに対応している。改めてアクサン・シルコンフレックスのことを調べてみたら、文字の省略を表す(例:forêt)、母音の発音の変化を表す(例:grâce)、同音異義語を区別する(例:sûr/sur)、の3つが主な用例になるらしい。文字の省略はsの場合が多いが、âge(←aage)のよ…