コミカライズ

聖女もの。 作中説明によると「聖騎士への尊みが高まるほど聖騎士を通じて聖女としてのレベルが上がる」とのこと。考えるな感じろ。 取り立ててのストーリーがあるわけではなく、聖騎士３人があんまり個性がないので、主に主人公である聖女が面白いだけではある。 urasunday.com

王太子から婚約破棄、断罪されるのは親友で、前世の記憶を持って生まれ変わった主人公は直接は無関係というやや変則パターン。 フロースコミックなのに絵柄が少女マンガないしは女性作家系統じゃないのは珍しいなと思ってたら銃器が描写されるカットがあり、なるほどコレかと。タイトル通り前世は軍事技術開発者だったが今回は血なまぐさい世界から距離を置こうと決意している主人公なのだが、コミカライズ作者の選定が銃器など機械類を描くことを厭わないためだとするとこの先の運命が決まってしまいそうで心配ではある。 一般に女性作家にこの種の令嬢ものコミカライズを描いてもらうのは服装や顔の華やかさを最優先してるためだと思うのだが…

転生とか魔法とかは一切ない宮廷政治劇。 枠組み的には後宮の王妃選びものだが、中華ではなく欧風。欧風世界観と後宮ものを馴染ませるためか独自で複雑なしきたり設定が用意され、なかなか説明多めの内容なのだが、コミカライズ担当者の漫画力が高く、説明臭さやモタツキが全く感じられない。 ヒロインの舌戦含めた戦闘能力が極めて高く、作中でも語られてるが、描写される他の女性たちとの格が全然違う。北条政子か秀吉の奥さんの寧々か、春日局の伝記ドラマだと思って読むとちょうどいいぐらい。それでいて国王とのイチャラブどっぷり路線から全くはみ出ないという安定感。かっこいいとはこういうことだ。 www.kadokawa.co.…

よめぼくコミカライズ14話「6本のガーベラ」前後編①②更新されました。 ↓こちらから読めます↓ 余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 前回13話はこちら。 okinoren.hateblo.jp okinoren.hateblo.jp 前回秋人くんにひどいことを言ってしまった三浦さん。 素直になれなくて謝れずにいましたが直接会いに行くことに。 なんとか謝るものの、叶わない恋の現実を突きつけられて結局モヤモヤ。 そしてつい、先日知り合ったばかりの拓也になびいてしまう…。 といった感…

アニメ放映中。 婚約破棄、処分、時間巻き戻り、元婚約者を回避して別の前よりランクアップした相手と結ばれてイチャゴロ、婚約してた時期の勉強や努力を記憶してるのでリトライ中の今は有能無双、まではテンプレなので悪役令嬢もの。 ここにバトルもの展開と設定が乗っかってきて（これも他で似たの見てるので、どっちが先かわからないけどテンプレ）、展開を捌くのが忙しい。 話がややこしい、というか国境をまたいで一国の王太子と帝国の竜帝が鞘あてのためフットワークも軽く頻繁に相手の国まで乗り込んで直接対峙しまくる、というか他の王族も次から次へとフットワーク軽く集まってきて宮廷闘争劇を現場でやりあう、少女マンガとしては「…

かぁぁわええええええぇぇえぇぇぇぇ。 いやこれは、ずるい。けど仕方ない、かわいいもんはかわいいって言わざるを得ない。こんなんオッサンホイホイすぎる。 転生悪役令嬢ジャンルだが魔法はない。１７から１９世紀欧州の技術発展度ぐらいの設定で、転生以外は不可思議要素はないと思われる。 原作がかなり丁寧と思われ、描写に納得度が高い。例えば主人公の転生前の素性は地学・地質学系統の博士課程を目指す院生で基本的に学問漬けのためプレイしていた乙女ゲーについてもスマホの無料アプリを１ルートクリアしたぐらい。スマホゲーなのでゲーム内容もシナリオもアバウトで、転生した先の悪役令嬢もゲーム内では専用グラフィックすら用意さ…

悪役令嬢VS聖女もの。およびファンタジーＲＰＧ風チート無双もの。 聖女を物理的に回避しないとシナリオの強制力によって聖女に（主に周囲の人間が）服従させられるため、そもそもゲームイベント会場である魔法学園に入学しないために冒険者を進路に選ぶ（それでもニアミスすると大変）。 「はめふら」が「バッドエンド後の進路を考えて行動を起こす」のに比して、そもそもゲームを開始しないようにする。また「悪役令嬢の中の人」の場合、聖女が洗脳アイテムを積極的に使って周囲を洗脳していくのに比して聖女とは関係なく強制力が発生する。「歴史に残る悪女になるぞ」は強制力をむしろ悪役令嬢を目指す己の目標のための試練として積極的に…