米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は26日の会合で、新型コロナウイルスワクチンの接種を原則年1回とするFDAの方針について議論した。 委員から大きな異論は出ず、今後FDAは具体的な検討を進める。 会合では、これまで長くても数か月間隔だった接種の簡略化を支持する意見が相次いだ。高齢者や免疫不全の人については、FDAは年2回の接種を想定しているが、委員から「よりデータを集めて慎重に設定するべきだ」といった指摘が出た。 FDA担当幹部のピーター・マークス博士は会合後、「シンプルな接種の仕組みを作る必要があるとの意見が上がった」と述べ、FDAの方針が認められたとの認識を示した。 コロナウイルスワクチ…