【consummatory】 自己目的、自己完結。それ自体を目的とすること。対義語はインスツルメンタル。
何かをするとき、ついつい何かの目的のために物事をしがちである。 例えば、将来のためにこの勉強をする、将来のためにこの資格取得をする、将来のために節約する、将来のために・・・と、今は苦しくても、頑張って、将来の幸せのために、とその繰り返しで人生を歩んできたが、一向にその「将来」がやってこない。仮にやってきたとしても、またその先の将来のために、更に何かを始める。 そう考えると、今は常に将来のための犠牲の時間という位置づけにして成り下がっていて、今この瞬間を豊かに生きることから逃げてしまっているのではないだろうか。 それを解消するためにはどうしたらいいのだろうか。 元「日本一有名なニート」のphaさ…
はじめに 抽象的な話をよくするのだが、元々にそういう力が強いわけではないので、よく文献を参照する。 先ほどは、見田宗介先生の「立身出世主義の構造」を読んでいた。 熟読する事は大切な事であるらしいのだが、その本の内容をなぞるようにしか思考できなくなるというのもいかがなものかと思うので、雑に読んだ後に、文章を書いてみようと思った次第である。 立身出世主義と明治政府 （私事だが、今いる大学図書館が閉まりそうである） 二宮金次郎像。 小学生時代、日本の歴史についてまとめた漫画本を読んでいる時、GHQの指示で二宮金次郎像が撤去されていた。 見田宗介によれば、二宮金次郎像に象徴される「金次郎主義」なるもの…
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