今は無きゲームメーカー、コンピュータゲームの制作会社。キャッチコピーは「のーみそコネコネ コンパイル」。
仁井谷正充によって1982年に広島県広島市で創業。
パズルゲーム「ぷよぷよ」、RPG「魔導物語」のメーカーで知られていた。
「アレスタ」「ザナック」など家庭用ゲーム機向けシューティングゲームを多数製作していた事も有名。
同社のキャラクターグッズの店『元祖ぷよまん本舗』を作ってしまうなど、全盛期にはなかなか繁盛していたが、新規ヒット作に恵まれ無かった事が原因で経営が悪化。
1998年に和議申請して再建の道を探っていたが、2003年には破産宣告を受けて遂に解散した*1。
「ぷよぷよ」の版権はセガ(SEGA)に移り、「魔導物語」含むその他の版権は有限会社アイキが引き継いだ。2007年頃には、「ぷよぷよ」を除く旧コンパイルの版権はD4エンタープライズに引き継がれた。
2006年に「株式会社コンパイルハート」が設立され、D4エンタープライズから「ぷよぷよいがいのコンパイルコンシューマ向けソフトの販売権」をライセンシー契約した。
*1:大量の新入社員を雇い入れたり、ゲーム大会の開催やラジオ番組の制作、レーシングチームの応援等の大規模な広告展開をしたことが経営を逼迫したことも一因。和議申請直接のきっかけになったのは、ビジネスソフト「POWER ACTY」に関する不渡りが出たこと。