体温低下の予防 第1相:熱の再分布による核心温の急激な低下(再分布性低体温)1.術前からの温風式加温装置による加温(プレウォーミング) ・手術ベッドの加温(43℃以上の設定で入室前に15分以上) ・麻酔導入後までの積極的な加温(15分以上)2.室温を25℃以上に調整末梢と中枢の温度較差を少なくしておくことで、熱の再分布を防ぐ 第2相:体表から外部への熱放散による体温の低下1.患者プライバシーの観点からも麻酔導入後の身体露出は最小限に2.術中も温風式加温装置による加温 (麻酔導入・体位固定後は速やかに 加温を開始する)3.輸液・輸血は加温したものを使用4.洗浄・灌流液は加温したものを使用第3相:…