再開発が進み高層ビルが立ち並ぶお江戸日本橋のど真ん中、大通りを曲がった所にひっそりと佇む和菓子屋がある。 創業1910年の『御菓子司 ときわ木』。 年に3回のみ予約販売する“若紫”は、他にはない珍しいお菓子で、和菓子好きの母が手に入れたのか、昔むかし実家で食べたことがある。若い方には難しい?大人向けお菓子かも。シンプルなようで複雑で上品な逸品だ。 今回は“若紫”ではない(ないんかぃ!)が、「それを作っている店」という前置きってことで😊 店内は2〜3人でいっぱいになるスペース。正面は小上がりになっていて、硝子のショーケースは置いていない。 『ときわ木』は、三重(さんじゅう)の木箱に和菓子見本を載…