男の美学とバイオレンス。 中二病ってそういうの好きですよね。 当然、僕も憧れました。 男の美学とバイオレンスにまみれた映画と言えば、サム・ペキンパー。 だから僕の世代の男の子の映画ファンって、一度はサム・ペキンパーに憧れるんじゃないんでしょうか。 サム・ペキンパーとの出会いは、高校の英語教師(映画とアニメ好き)が、「ワイルド・バンチ(1969)っていう映画のラストシーンは凄いぞ!」って、放課後の視聴覚室でラストシーンのビデオを見せてくれたことでした。 (確かにスローモーションの殺戮シーンがかっこ良かった!) そんなサム・ペキンパー監督の西部劇が「ビリー・ザ・キッド/21才の生涯」(1973)。…