高橋健太郎 MCIのカスタム・コンソールを備えたキング・タビーのスタジオ キング・タビーは1950年代のキングストンでアンプ製作や機材のメインテナンスの仕事を始め、1964年には自身のサウンド・システム、ホームタウン・ハイファイをスタートさせた。タビーのサウンド・システムの音の良さは、彼のアンプ・ビルダーとしての評判につながり、それが彼の収入を支えた。デューク・リードのトレジャー・アイル・スタジオはタビーに機材メインテナンスを依頼していた。1968年頃からタビーはトレジャー・アイルでカッティング・エンジニアを務めるようにもなった。 1960年代の終わりにキング・タビーはドロミリー・アベニュー1…