祖父の味を守るべく高校3年生で店主に北総鉄道北総線・松飛台駅から八柱霊園方面へ歩いて2分の「中華料理 東東(トントン)」へ。メディアで話題の町中華である。元々は1980年に帯刀武次郎氏が千葉県船橋市で創業し、2001年に現在の場所に移転した。屋号の由来は麻雀の一番最初「東1局東家」からで、初心を忘れぬようにとの思いが込められているそうだ。長らく地元で愛されるも武次郎氏が2020年に他界。娘の池田夏美氏が店を継続することに。だがレシピがほぼ残されていない中で、記憶だけを頼りに初代の味を再現するのは困難を極めた。そこにコロナ禍も重なり、店を畳む事も視野に入れていたところ、店に思い入れのある孫の池田…