三代目市川猿之助が、昭和61年の「ヤマトタケル」にて、オペラ、京劇、小劇場など他の演劇スタイルを積極的に取り入れた独自の舞台を創出し、自ら「スーパー歌舞伎」と命名。歌舞伎のみならず国内外の演劇に大きな衝撃を与えた。 それ以降、毎年4〜5月の東京・新橋演舞場における「スーパー歌舞伎」公演が定着した。 猿之助演出のすべての芝居が「スーパー歌舞伎」と勘違いしているひとがけっこう多かったりする。基本的には以下の演目のみ。
こんにちは。 スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』を観てきたので感想を残します。 ※ネタバレを含みますのでご注意ください。 今回の観劇は早くから予定していたものではなく、シネマ歌舞伎『阿弖流為』を観て生で歌舞伎を観たい気持ちが一気に高まり急遽行くことにしたものです。 公演の直前にチケットをとったので程よい席は軒並み完売しており、いい席(お高い席)か見切れ席かの2択。 迷った結果、せっかくだから!といい席を選びました。 私史上いちばん舞台に近い席で、しかもど真ん中。 上演中、何度も「今役者さんと目合った!?」とドキドキしてしまいました(笑) 観劇にあたって、予習をするかどうかとても悩みました。 基本的…
ただ、氏の場合は、最初に観たように宿命に忌神の金がなく、強いていえば水が忌神のような働きをしますが、そんなに嫌な影響を及ぼすわけでもありません。それに、運勢以外の現実的な土台(才能・努力・環境)がしっかりしているので、殺印相生格が崩れたとしても、これほど大きく運勢を落としているのは、解せません。 もうひとつ気になったのは、氏が先代から継いだ、スーパー歌舞伎に代表される「新しい歌舞伎」という一大事業の存在です。 コトバンクによると、スーパー歌舞伎とは「伝統的な技法を使いながら,最新の舞台機構や照明設備などを駆使して,歌舞伎を現代的な演劇として見直す試み」「スピード,スペクタクル,ストーリーの3つ…
市川猿之助さんの自殺(まだ断定ではないのかもですが)のニュース 大ショックでした。 勝手な親近感を有名人に持つ こっそりと観た舞台 誰も知らない、理解できない 勝手な親近感を有名人に持つ 特に大ファンではないけど、有名人に勝手に親近感がわく時ってありませんか? 同郷ってだけでも身近に感じますよね。 市川猿之助さんが襲名前まだ市川亀治郎としてドラマに出演されたとき 「風林火山」だったかなぁ 面白い名前だと思って、その名前を家で飼っていた亀につけました。 そして市川猿之助を襲名と聞いたとき もう、これは応援しなくちゃ! 勝手に思ったんです(歌舞伎とか興味ないくせに) なぜなら遠い昔、市川猿之助(現…
【期待】 Twitterでどなたかが、『歌舞伎の新・三国志は、三国志ではないが、ほとんど宝塚のベルサイユのばらである』と言っているのを見て、気になりました。そして、この演目は猿翁さんが宝塚のベルサイユのばらにインスパイアされて作った、と聞きました。三国志の知識は、小学生の時に漫画を読んだくらいで止まっているので「こんなの三国志じゃないや」となる心配もなく、むしろ『実質ベルばらな三国志』にめちゃくちゃ興味を持ったわけです。ポスタービジュアルを見ても、骨太の歴史ものか、みすず学苑の車内広告にしか見えず、まさかグランドロマンスものだったとは、ミリも想像していませんでした。筋書きも前情報も全く入れずに…
澤瀉屋のスーパー歌舞伎を観る 3度目の歌舞伎観劇にして初の澤瀉屋のお家芸”スーパー歌舞伎”を見てきました 最近の歌舞伎ブーム?のせいか、チケットが手に入らず、一時は観劇を諦めていましたが、サクラさんがツテを頼ってゲットしてくれたおかげで見ることが出来ました。 しかも!3度目にして1F真ん中花道の横の席花道横の席は憧れだったので感激 花道を通る役者さんの表情だけでなく空気まで感じる近さっ(サクラさん、感謝) 3幕からなる4時間20分を堪能しました。 スーパー歌舞伎と言えば、宙づり!のイメージでしたが、しっかり宙づりシーンあります。丁度私たちの席の上を十和(猿之助さん)と一馬(蔵之介さん)が飛んで…