気が付く間もなく咲くセンリョウの花。重なり集う小さな花芽。注意深く観察ないと、実なのか花なのか分からない時がある。。暑さ始まるころは、葉と同じ色の蕾の先から白い花が顔を出していたが、今では秋支度なのか、少しづつ実になりつつある。 仕事場の棚脇の隙間には、大小のT定規が置いてある。学生のころの1055の大。建築士受験のときの600の小。殆どといっていい程使う機会はなくなった。 建築士の試験は、毎年暑い時期に行われている。私の時代の試験場はエアコンさえなかったが、近年はエアコンありの平行定規の使用が主流である。 棚脇から古い封筒も見つけた。もう随分と前のこと、一級建築士試験の監督員をしたことがある…