まずはノギスの由来から 僕は、語源とか由来が大好きなので、まず話をここからスタートさせますね。ノギスという言葉がどこからきたのかと言えば、精密な計測を可能にした目盛りを発明したポルトガルの数学者ヌネシュ(Noniusu)に由来している。これをノニウスと発音したものが、ドイツ語やオランダ語経由で日本に入ってきてノギスになったそうです。僕も本物のノギスを使わせてもらって測定したことがあるのだが、嘴上の形状の爪をどこに当てれば良いのかよくわからなかったです。しかし、見えないくらいの細かい長さを測定してくれるすごい道具だということはよく理解できました。今時では、ほとんどのものが目盛りをデジタルで読んで…