学会発表や先進校視察、他大学との合同ゼミの後、ゼミ生たちはリフレクションをまとめることを習慣にしている。今では「書こう!」と指示を出さなくても、学びのリフレクションを作成し、全体に共有してくれる。 学外での学びは、さまざまなものを新鮮に輝かせる。感性が揺さぶられ、子どもや教員の姿に感銘を受けることがしばしばある。特に先進校の授業視察では、次々と繰り出される教師の指導技術や、子どもたちの主体的な学びの姿に心を打たれる。 学外の学びから帰ってきた直後は、それらのシーンを鮮明に思い出し、具体的に良さを語ることができる。しかし、時間が経つにつれて、多くの印象は薄れ、全体的な感覚として「良い授業だった」…