私が死んだら、お葬式には誰が来てくれるのだろう。先生や友達は、私を救えなかったことを一生後悔するのだろうか。 遺影にできそうな写真を、スマホのアルバムから探す。 今死ぬなら、これがいい。 でも、勝手に選ばれた写真が気に入らなかったらどうしよう。それなら生きているうちに希望を伝えておくべきだろうか。 花は何がいい? 宝物は? 音楽は? 家のソファで横になったまま、そんな妄想の中にいた。 死にたい気持ちに襲われた時、母は「気を逸らした方がいい」とテレビのリモコンを渡してきた。でも私は、その気持ちに浸っている方が楽だった。 自分が死んだ後のことを考えると、不思議と少し落ち着くのだ。痛みを越えた向こう…