Darren Shan。アイルランドのリムリック出身。ケーブルTV会社に勤めながら執筆を続けている。 著者と同名の半バンパイアの少年を主人公としたファンタジー小説、ダレン・シャンシリーズを書いている。日本では小学館により出版されている。
ダレン・シャンシリーズは日本でも2004年12月に完結したが、2005年6月に悪魔を題材にした新作、「デモナータ」シリーズの第一幕ロード・ロスを日英同時に発表した。
今週のお題「ケチらないと決めているもの」 にほんブログ村 この記事にはプロモーションが含まれています。 ランキング参加中読書 ようこそ、シュガーのファンタイムへ。 はてなブログには「今週のお題」という企画があります。 趣旨としては はてなブログ編集部が出題するお題をネタに、みんなでブログを書いて、みんなで楽しもう! というものです。 私は「はてなブログ」を使い始めて4年以上経ちますが、この企画に参加したことがありませんでした。 特に避けていたわけではないのですが、タイミングが無かったというか、そういう感じです。 そして今回初めて、この企画に参加してみようと思って本記事を書いています。 今週のお…
前回の記事↓ kemushimushi.hatenablog.com 続きです。 今回は7〜9巻の黄昏〜夜明けの3冊の話をする予定なんですが、9巻でどれだけ内容を持っていかれるかわからないので、最悪9巻だけ独立した記事になるかもしれません。トラウマ、一緒に乗り越えていこうぜ。今回も目標は一万字弱だゾ! It was an age of tragic mistakes.(7巻) バンパイア社会の階級と言葉遣い 「荒野のレディ」と女性バンパイア One for all, all for one(8巻) クレプスリーの故郷はどこなのか? 真夜中の同志たち ハースト兄弟 By the end of t…
はじめに 読み返して今現在のファンダムを探した話 ダレンさんからいいねとリプライが来た話 「ダレン・シャン・ジャパン」の話 おわりに はじめに ここ最近、ローティーンの頃のバイブルだった児童小説『ダレン・シャン』を、大人になってから原書で全巻読み返した感想や考察などをブログに書いている。 kemushimushi.hatenablog.com 一応簡単に説明しておくと、『ダレン・シャン』とは90年代後半から2000年代初めにかけて刊行されたダークファンタジー小説で、友達の命と引き換えにバンパイアになった少年の話である。この頃はファンタジー児童小説がとても流行っていたが、その中でも特に人気だった…
前回の記事↓ kemushimushi.hatenablog.com 続きです。今回は4〜6の「マウンテン」三部作の話をします。一気に登場人物が多くなるのと、あとカーダの話もしなきゃなので、たぶんちょっと長くなります。また、この3冊はかなり一つづりという感じが強いので、一応一冊ごとに分けてはいますが、話が多少前後しています。目標は一万字弱だゾ!およそ14,000字になりました。どうか暇な時に読んでください。 以下は『ダレン・シャン』本編と『クレプスリー伝説』のネタバレを含みます。 The night of Vampaneze Lord is at hand(4巻) リトル・ピープルと『フランケ…
前回の記事↓ kemushimushi.hatenablog.com 前回は1巻とそれに関連する話を書いていたら終わってしまったので、今回は2・3巻の話をします。 以下は『ダレン・シャン』本編のネタバレを含みます。 Crunch. Crunch. Crunch. SNAP!(2巻) 瓦解する境界線、混ざり合う世界 クレプスリー、「親」じゃん……!の話 ブラッドリー・ストレッチはどこへ行ったのか? シルク・ド・フリークと『フリークス』 It depends on how one looks at it(3巻) 「良いバンパイア」「悪いバンパイア」 「こんにちは、船長さん」=Ahoy, capt'…
はじめに I've always been fascinated by spiders (1巻) 作られた恐怖と本物の恐怖の境目 怖くなるのが好き あの日あの時(『クレプスリー伝説』の話) 「エースのシャン様」=Hot shot Shan はじめに 私が擬似親子ものに弱いのは絶対にこの小説のせいだ。 私は1995年生まれである。今の20代後半から30代くらいの人で、学校や図書館で『ダレン・シャン』を借りて読んだという人は多いのではないだろうか。私の場合は6つ年上の姉の本棚から勝手に取って読んでいたのだが、これで10歳にしてものの見事にフィクションの好みが形作られた。 今回のブログはタイトル通り…
衝撃作ダレン・シャンも3巻め。図書館で借りてきたところ、1,2巻は紐のしおりが擦り切れていて使えなかったのだが、この巻からはしおりがきれいな状態だ。つまり多くの人は2巻を読んで失神して離脱したのではないだろうか。【ネタバレ注意!】 今作は「同等の強さの驚異との戦い」 クレプスリーの故郷で殺人犯を追う 裏切るか、はらわたを開示するしかないのか? 今作は「同等の強さの驚異との戦い」 バンパイアは優れた身体能力を持っており、半バンパイアであるダレン・シャンも全バンパイアには及ばないがその例に漏れなかった。フリークサーカスからウルフマンが脱走でもしなきゃもうバンパイアとか無敵だろと言いたかったが、もち…
相変わらず失神しながらもダレン・シャンを読み進めているのだが、「ふいご」というアイテムが登場する。なんだこれは!(ダレン・シャンの書評はこちら) 調べたところ、魔女の宅急便屈指の名台詞「私は電気は嫌いです」の場面で登場していた。バーサがこのセリフを言ってなんかバフーとしているやつがふいごだったのだ。空気を送り込んで火起こしするやつなのね。ダレン・シャンでは、結構危険なダンジョンを作るための火起こしに用いられている。 魔女の宅急便屈指の名シーン 妹にこの絵を見せたところ「日本のおばあちゃんみたいになっとる」との感想をいただいた。たしかにぽたぽた焼とかの雰囲気だこれ。そして、明らかに勉強ノートだっ…
今日もお疲れ様です、風花猫です。📚️ さて、今回は私が中学生時代に出会った、とある洋書についてのお話です。 当時、ハリー・ポッターシリーズを読んでいた私は、友人から、とあるダークファンタジー小説がある事を教えてもらいました。 それが「ダレン・シャン」。 面白い事に、作品のタイトルと、執筆された作家さんの名前が同じで、まるでノンフィクションであるかのように感じてしまいました。 (もちろんフィクションです…😅💧) さておき、この作品は、ダレン・シャンという少年が、とある『奇怪なサーカス』を、友人のスティーブと共に観に行く事から始まります。 そのサーカスは『シルク・ド・フリーク』と名乗り、特殊な団員…
前回読んで衝撃を受けたダレン・シャンの2巻を早速借りてきた。裏表紙には「なんちゃら協会指定図書」の文字はもう無かった。1巻が指定されたからもう大丈夫ということなんだろうか。読んだ結果、やはり名作なんだが、前回以上のショッキングな場面に失神しかけた。【ネタバレ注意!】 葛藤と血のあらすじ 相変わらずの血にまみれた作風(失神の要因) 次巻への期待と恐れ 葛藤と血のあらすじ 本作は、半バンパイアとなってしまったダレンの話。サーカスでできたフリークの友人エブラと、新しい人間の友人サムとの友情の物語(泣)。同年代の友達を作ろうとしてもバンパイアの身体能力で怪我をさせてしまいうまくいかない。そこで保護者バ…