児童文学は0歳から10代、概ね12歳頃までの読み手や聞き手を対象にした文学作品およびジャンルのこと。
イラストレーションが添えられている場合が多い。この語は娯楽性に重きを置いているエンターテイメント作品群であるヤングアダルト小説(ライトノベル)や漫画などの他のジャンルと区別する形で使われる場合もある。
4月の読書メーター読んだ本の数:57読んだページ数:3017ナイス数:224川べのちいさなモグラ紳士の感想★★★☆☆読了日:04月01日 著者:フィリパ・ピアス鼻かけじぞうさん (1975年)の感想★★★★☆読了日:04月01日 著者:勝尾 金弥,箕田 源二郎スナックこどもの感想★★★☆☆読了日:04月02日 著者:令丈ヒロ子にゃんのてがみわんのてがみ (レインボーえほん 6)の感想★★★★☆読了日:04月03日 著者:いもと ようこなんでも屋はじめます (ものがたりのもり)の感想★★★☆☆読了日:04月03日 著者:正道 かほるにしきのむら: 中国民間故事選より (武井武雄絵本美術館)の感想…
図書館で借りるか中古で買うかしてね。(どこにも在庫がない) 神々の住む深い森の中で 作者:丘 修三 フレーベル館 Amazon ゆうて児童書やん? って思った人。度肝抜かれるぞ。 はいはい動物が喋るのね~と読んでいたら、だんだん雲行きが怪しくなる。 児童書とは思えぬ容赦の無さ。 救いはあるのかとハラハラしながらも、 生きるため奮闘する子どもたちに引き込まれていく。 「生きる」とはどういうことなのか。 何でも簡単に手に入る、便利な現代に生きる人々に読んでいただきたい。 小学生の時に図書館で出会い今でも記憶に残る、衝撃を受けた一冊。 トラウマの本。(誉め言葉です) ぜひ主人公と同じ小学5年生になっ…
">保育園や幼稚園、小学校などはこどもたちの社会性を育む大切な集団生活の場です。家庭とは異なるルールや決まり事の数々を窮屈に感じる子も。 ">今回ご紹介する『いやいやえん』は、子どもたちが「ルール」の大切さを楽しく学べる絵本です。 ■ 基本情報 タイトル:いやいやえん 作:中川李枝子 絵:大村百合子 出版社:福音館書店 対象年齢:4歳ごろから ■ どんな一冊? 誰にでも訪れる「イヤイヤ期」。でも、その裏側には、子どもなりのこだわりや、自分で決めたい気持ちが隠れています。 『いやいやえん』は、そんな時期の子どもの気持ちに寄り添いつつ、「みんなと一緒」って楽しい!と気づかせてくれる一冊。主人公・し…
配架は続くよどこまでも 先日 さーかす書房朗読講座 『レトロ児童書を読もう』で 楠山正雄「羅生門」に 取組みました 茨木童子つながりで さーかす書房手持ちの 鬼の本 ご紹介しまーす☆彡 【ゆきこんこん物語】 『ゆきこんこん物語』 さねとうあきら:作 井上洋介:絵 理論社 ゴールデンコンビによる 読み物に近い絵本です 今は 復刻版として出版されているそうですが さーかす書房のは古い版 1973年の第8刷版です 初版は前年の1972年ですね 昔々 私が子どもの頃 何の用事であったのか 母が珍しく一人で外出して そのおみやげに 買ってきてくれた1冊ですね 理論社の創作童話シリーズの一冊です裏表紙の一…
配架は続くよどこまでも ちょうど先日 さーかす書房朗読講座 『レトロ児童書を読もう』で取組みました 楠山正雄『羅生門』が 終了いたしましたので 茨木童子つながりで 鬼が登場する本をご紹介いたしましょう 【茨木童子】 『羅生門』と言うと 芥川作品がまず思い浮かぶかと存知ますが 今回取組みましたのは 楠山正雄作品の『羅生門』でございます 渡辺綱と茨木童子の物語でございますね 京の都の正門でありました羅生門に 夜な夜な鬼が出る と言うことで 頼光の四天王の一人 渡辺綱が この方が一番の武勇を誇っていたわけですが 退治に出かけるわけでございますね 鬼の正体は 酒呑童子の右腕と言われた 一の子分の茨木童…
さーかす書房朗読講座の一つ 『レトロ児童書を読もう』 なかなかご好評いただいております ありがとうございます! 人気の講座 どんな内容か 改めてご紹介しますね☆ 【『レトロ児童書を読もう』ってどんな内容?】 レトロ児童書 私が勝手に名づけた作品ジャンル名でございます 明治から昭和初期にかけて出版された作品群のことですね 講座は そう言った作品を朗読しましょう! と言うものです 選書は青空文庫や 国立国会図書館デジタルコレクションからですね もちろん 著作権フリー作品でございますよ に加え 朗読演目選書の目利きバイアスが 大きくかかった作品の数々 でございますから 即実践 即戦力 つまり お客様…
0. はじめに 東浩紀が「中学生の時最近俺の頭はあれなのではないかと思って読書キャンペーンを開始し、中でもカラマーゾフの兄弟を読んだ」とインタビュー で言っていたのが面白かったので、自分の読書遍歴も書いてみたいと思った。 【INTERVIEW#238】僕の哲学の源泉│東浩紀さん(批評家/作家) - YouTube https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=CJnW-q7oAQ4 ちょうど一年前の動画である。 1. 小学生のとき 僕は幼い頃人生の半分を図書室に行くことに費やしていた。貸出目録の冊数は自然と100冊記念みたいなものに毎年達していた。 小…
日本の児童書業界に思うこと そして プロ意識の大切さについて ♥ 私が子どもの本の仕事を始めたのは1984年頃からですが、 その時、先輩からこう言われました。 「これから子どもの本は冬の時代に入るから頑張ってほしい!」と。 単純な私はこう思いました。 つまり、ひと冬辛抱すれば春が来る~♪ ところが一向に春は来ないどころか、そのまま氷河期に突入しました。 ものすごく腹が立った。 少しは後輩のことを考えてくださいよ!と。 だから最初の10年は、 先輩方がダメにしたことの尻拭いをさせられているような気分でした。 それでもなんとか頑張って働きましたが、 保守的で排他的な体質は全く変わらず、だんだん夢が…
配架は続くよどこまでも さて またまた厚紙絵本の話題 ・アルプスの少女ハイジ ・母を訪ねて三千里 の2作のおはなしです 『ははをたずねて』と『アルプスのしょうじょ』 いずれもポプラ社 オールカラー世界名作シリーズ 【祖母のおすすめ】 この2冊は 父方の祖母が買ってくれたものです そう! あの めくるめくストーリー展開大好き祖母です 祖母の過去記事はこちら! circus-shobou.hateblo.jp 近所の商店街へ 食材の買い物の帰りに 本屋さんに立ち寄り 買ってくれたものですね 祖母はなかなかせっかちだから 選ぶ時間を持たせてくれない 決めかねている私に 「もう コレにしときっ!」 と…
久しぶりに朗読に関するお話を この話題 人気ないんですねぇ… ま でもこれが当ブログの本題でございますので ご辛抱ください 書房内で講座を開講しております 古い時代の児童書に特化した朗読講座 ほかにもいろいろご用意しておりますよ 既に 三作品に取組みました ・楠山正雄『かちかち山』 ・小川未明『ちょうと三つの石』 ・楠山正雄『羅生門』 本日は『ちょうと三つの石』について 【朗読かずかずあれど】 朗読と申しましても 色んな形がございますね タイプによって読み方も変わってまります ともかく どれが正当で何が間違っている と言う様なことではありませんで つきつめますと 読み手・聞き手のお好みによりま…