児童文学は0歳から10代、概ね12歳頃までの読み手や聞き手を対象にした文学作品およびジャンルのこと。
イラストレーションが添えられている場合が多い。この語は娯楽性に重きを置いているエンターテイメント作品群であるヤングアダルト小説(ライトノベル)や漫画などの他のジャンルと区別する形で使われる場合もある。
テレビを見ていたら、こちらのニュースを見かけました。 news.yahoo.co.jp これは!「アンズ」じゃないか! すぐに娘を呼び、娘とニュースを見て盛り上がりました。 こちらの警察犬アンズ、以前このブログで紹介しましたが児童書になっているのです。 nyoromura.hatenablog.com 何だか知り合いがテレビに出ているような嬉しさを勝手に感じてしまいました。 同時に、この本が2018年の出版でしたので、アンズが未だ現役であることに驚きました。記事によると12歳だそうです! 本の後書きにはアンズはお母さんになって後進を育てているという事も書いてあったため、一線を退いたのかと勝手に…
ローワンの母ジラーとジョンの結婚式に、妹のアナドがゼバック国が飼っている動物にさらわれた。ビビり症なローワン、勇敢な少女ジール、冷静なパーレン、陽気なアランがゼバック国に乗り込む。【ネタバレ】ローワンシリーズ4作目。シリーズで一番面白い!!ポテンシャルがすごく高い仲間たちの能力で障害を乗り越えていく旅が見どころ。水に強いマリスの民パーレンは、ゼバック国に向かう最中嵐の中舵を切り、みんなを入国させることに成功する。『リンの谷』と『旅の人』のハーフでムードメーカーのアランは、持ち前の明るさで、疲れ果てたみんなを前へ前へと足をすすめさせる。風に強く生まれがゼバック国のジールは、ゼバックの人のふりをし…
さーかす書房店内朗読講座 大好評の『レトロ児童書を読もう』 をご紹介します 毎月第1.3金曜日10:30~12:00 月に2回の講座です 明日6/6金曜日! 新テキストに取組みます! 【レトロ児童書って?】 私が名づけた作品ジャンル「レトロ児童書」 明治から昭和初期までに出版された児童文学のことです あくまでも私のネーミングですので 一般的に使用されているジャンル名ではありませんよ☆彡 【朗読のための選書】 朗読会のお客様は 耳だけでストーリーを追っていかなければなりません つまり朗読は お客様の方にかなりの能力が必要なのですね 読み手はついついここのところを忘れがちです 自身の技法や工夫のた…
目次 はじめに 感想 さいごに はじめに 皆さんこんにちは、卯月ユウトです。 今秋取り上げる作品は、知念実希人さんの『放課後ミステリクラブ 2 雪のミステリーサークル事件』です。 感想 今回は校庭に現れた『ミステリーサークル』の謎をミステリクラブの3人が追います。誰がどうやって、何のためにミステリーサークルを作ったのかーー?
昨年出版した『おおなわ跳びません』が、動画で紹介されました。 ヨンデミーちゃんねるという、ユーチューブ動画です。 西日本読書感想画コンクールの推薦作品を、今年から動画で紹介してくれるのです。 https://specials.nishinippon.co.jp/cp/kansoga/ なんか、文章まで読んでもらえて、こんなに紹介してもらえるなんて思ってなかったので、ちょっとびっくり。少し恥ずかしいくらいです。 でも、ちゃんと内容をとらえて紹介してもらえているので、ほっとしました。 最期に、わたしが書いた作者の言葉も読んでもらえています。 ヨンデミーさん、ありがとう! 感想画、書いてくれる人が増…
小学生とか中学生とかまでの、守られた聖域みたいな世界用のカルチャーがある。 RTAがOKっていうやつ。そういうのが好きなんだけど、(深夜アニメも好きだけどさ) かなり大人が子供のために、世界をろ過した「奇麗な国」を好んでいるんだと思う。 教育テレビやアンパンマン、絵本やゾロリ、青い鳥文庫。ワンピースやきらレボ。ポケモンでもサンリオでもドラえもんでもなんでもいい、子どもを対象年齢に入れてるコンテンツすべてが、安心安全、教育にいいですよ、というように子供の世界に入っている。 当然だ、だって生まれてから15年間その世界にいたんだぞ、 不運だって誰かが助けてくれたり、因果応報だったりする。だから、その…
5月の読書メーター読んだ本の数:31読んだページ数:1646ナイス数:164―里山からのメッセージ― 雑木林のおくりものの感想★★★★★読了日:05月01日 著者:今森光彦(いまもり みつひこ)じっちょりんのあるくみちの感想★★★★☆読了日:05月03日 著者:かとう あじゅおきなぐさ(えほんのもり)の感想★★★★★読了日:05月03日 著者:今村 葦子 ; 長谷川 知子きりたおされたき (武井武雄絵本美術館)の感想★★★★☆読了日:05月03日 著者:宮脇 紀雄まめぞうのぼうけんの感想★★★★☆読了日:05月04日 著者:いわた まいこみちくさの感想★★★☆☆読了日:05月04日 著者:さと…
リンの谷に住む心優しいローワンは、毒を盛られた母ジラーの代わりに、マリスの民の代表を選ぶ役に任命される。ローワンは、ジラーを助けるため、候補者3人と、危険な島で解毒剤の材料を集める。 とても面白かった。パーレンが、ジラーにお知らせを持ってくるとこから始まり、前作よりもスムーズに事が起きるので、サクサク読めた。ローワンは自分のことをまだ弱虫だと思ってるみたいだけど、弱虫だったら母親を助けるためにあんなに危険を冒さない。強い信念を持っているから、いろんな障害を乗り越え、選任役を務めたのだと思う。敵のゼバックが殺されているところを直視できず「相手は敵だ」と言い聞かせてるところも優しくて好き。 【再読…
昨夜はBeー子どもと本の読書会でした。 課題本は伊予原新作品、『オオルリ流星群』 わたしは、とてもおもしろく読んだ本でしたが、読書会ではいろんな意見がでました。でも、そこがおもしろいんですね。 Beの読書会は、 オオルリ流星群は、私設の天文台をつくろうとする彗子を、高校生のときの仲間が手伝うというストーリー。 45才という彼らの年齢が話題になりました。 45才ってとても忙しい年代。そんなに過去をふりかえるだろうか、とか。 人によっていろんな45才のとらえかたがあると思いました。 私から見れば、45才、若いと思いますが、それはそれだけわたしが年をとったことです。 また、お祝い会の話もでました。今…
目次 はじめに 感想 さいごに はじめに 皆さんこんにちは、卯月ユウトです。 今回取り上げる作品は、知念実希人さんの『放課後ミステリクラブ 1 金魚の泳ぐプール事件』です。こちらは、2024年の本屋大賞に児童書として初めてノミネートされた作品で(9位)、以前から気になっていた作品です。