日本の児童書業界に思うこと そして プロ意識の大切さについて ♥ 私が子どもの本の仕事を始めたのは1984年頃からですが、 その時、先輩からこう言われました。 「これから子どもの本は冬の時代に入るから頑張ってほしい!」と。 単純な私はこう思いました。 つまり、ひと冬辛抱すれば春が来る~♪ ところが一向に春は来ないどころか、そのまま氷河期に突入しました。 ものすごく腹が立った。 少しは後輩のことを考えてくださいよ!と。 だから最初の10年は、 先輩方がダメにしたことの尻拭いをさせられているような気分でした。 それでもなんとか頑張って働きましたが、 保守的で排他的な体質は全く変わらず、だんだん夢が…