〜あらすじ〜 サンガル王国の統治するある島で5歳の少女エーシャナがナユーグル・ライタの目となっているの島人が発見し、そのことを島守アドルに伝える。島守はちょうど来ていた客人にその島の慣わしで魂を抜かれユーグル・ライタの目になった子供は最上級のもてなしを受けた後に海に帰される(殺される)ということを教える。 その頃ラッシャローという海の上で一生暮らす民の船がサンガル船に襲われる。実はサンガルの船ではなく、南の国タルシュ帝国の斥候船だったのだ。タルシュ帝国はサンガルを落とそうと海域について調べたり、島守達にサンガルを裏切るように仕向けていた。 襲われたラッシャローの中にスリナァという素潜りが得意の…