組み立て式の小さな模型が入ったカプセルを卵形のチョコレートに封じた食玩。1998年9月発売の第一弾「日本の動物コレクション」以来、模型としての出来映えが注目され、爆発的な売れ行きを見せる。
原型はイースターエッグを模したと思われる「キンダーサプライズ」で、カプセルの形状から甘ったるくて粉っぽいチョコレートまでそっくりであるが、キンダーサプライズが子供向けに動くおもちゃを封じたのに対し、マニア向けを狙い精度の高い模型を封じた点が異なる。
原型製作を担当した海洋堂は模型関係では定評のあるメーカーで、その素晴らしい出来映えに大勢のファンを集めたが、発売元のフルタ製菓は模型の重要性を理解せず分裂、その後フルタは金型を流用し旧チョコエッグのコレクションシリーズをリリースすると共に別会社と契約し「チョコエッグ」その他の商標を武器に販売継続、一方海洋堂はタカラと契約し新商標「チョコQ」の名のもとに新シリーズを製作している。