映画「生きなおしの季節(とき)に」を観た。 2025年のトルコ映画。監督チャール・ビラ・ロストバル。出演メルト・ラマザン・デミル他。 14歳の時に、轢き逃げ事故を起こした兄の身代りに服役させられた主人公。出所した直後に兄一家が交通事故を起こし、幼い姪の面倒を見ることに・・・。 原題はトルコ語で"Metruk Adam"。直訳すると"見捨てられた男"。「未成年のお前の方が刑が軽い」と親から言われて服役するって、確かに悲惨な境遇だ。 親や兄に対してさぞや深い怨恨があるかと思いきや、映画のトーンは意外にカラリとしてる。ファミリー向けかと思うようなフワフワ感すら漂う。 それで万事うまく運ぶのかと思えば…