Naomi Watts(1968-) 女優、プロデューサー
イギリスで生まれるが、14歳のときにオーストラリアに移住する。ニコール・キッドマンとは幼馴染で共に女優への道を進み始めるが、ワッツの方はいつまで経っても売れず、諦めようかという時にキッドマンに励まされ続けていたという。デヴィッド・リンチの『マルホランド・ドライブ』での演技が認められ、一躍脚光を浴びる。以後、演技派スターとして活躍中。
”女性向けのソフトポルノ”の代表格、映画『エマニエル夫人』の全世界熱狂から50年、全てが現代に刷新された新生『エマニュエル』が公開中。 『あのこと』で第78回ヴェネチア国際映画祭・金獅子賞を受賞した オードレイ・ディヴァン監督の『エマニュエル』は、 タイトルから「夫人」が消えているように、誰かの夫人ではなく、立派な仕事を持つ、社会的に自立した女性だ。 傍から見れば全てに満足しているように見えるのだが、ただ一つ、欠けているものがあった。それは・・・ Do you get pleasure? www.youtube.com www.youtube.com <ストーリー> エマニュエルは、香港にある…
★★★★☆ あらすじ 休暇を過ごすためにタイのリゾート地、カオラックにやって来たアメリカ人一家は、突如、大津波に襲われる。 www.youtube.com 2004年のスマトラ沖地震で発生した大津波での実話を基にした作品。スペイン映画。113分。 感想 一家がリゾート地に向かう飛行機内のシーンから映画は始まる。乱気流による激しい揺れや着陸時の衝撃、到着後のホテルでのミキサーの不快な音などを強調することで、不吉な予感を高める演出が上手い。いつその時がやってくるのかとドキドキしてしまう。 そしてその時は突然やってくる。事前に地震や警報があるのかと思っていたので、何もないままにいきなり大津波が現れた…
デヴィッド・リンチ監督、ナオミ・ワッツ、ローラ・エレナ・ハリング、ジャスティン・セロー、マーク・ペレグリノ、リチャード・グリーン、ビリー・レイ・サイラス、パトリック・フィッシュラー、ジョハナ・ステイン、メリッサ・ジョージ、レベッカ・デル・リオ、デヴィッド・シュローダー、ロリ・ヒューリング、キャサリン・タウン、ダン・ヘダヤ、チャド・エヴェレット、ジェームズ・カレン、マヤ・ボンド、ロバート・フォスター、マイケル・J・アンダーソン、リー・グラント、アン・ミラーほか出演の『マルホランド・ドライブ 4Kレストア版』。2001年作品。日本公開2002年。PG12。 第54回カンヌ国際映画祭、監督賞受賞。 …
新宿ピカデリーで「マルホランド・ドライブ」を見てきました。約20年前に一度見てとても衝撃を受け、その後も強く印象に残っており、「是非また見たい」と思っていたところ、今回一週間限定でリバイバル上映されることになりました。ずーっとリバイバルを心待ちにしていた映画でしたので、なるべく環境の良い映画館で見たいと思い、わざわざ水戸から新宿まで見に来ました。物語は、カナダからハリウッドにやって来たばかりの、若く美しい女優志望の娘ベティ。彼女は、カリフォルニアのマルホランド通りでの交通事故のために、記憶を失った美女リタに出会います。ベティは、オーディションでその演技が賞賛され、成功への糸口を早々に掴みます。…
ランキング参加中雑談 評価が高かったので、アマプラで見つけてからウォッチリストに登録し、しばらくそのままになってしまっていた作品。きっと「ながら見」ではなく、じっくり見ないといけない部類の映画ではないかということからだと思うが、ようやく鑑了となった。 監督はジャン=マルク・ヴァレ。ちなみに亡くなる前の最後の映画監督作品とのこと。出演はジェイク・ギレンホール、ナオミ・ワッツ他。2017年に公開された上映時間101分の作品。 以下、あらすじ。(参照 Filmarks) 妻が死んで気がついた。彼女のことは、よく知らない。僕はあまりにも君に無関心だった―。自らの感情とうまく向き合えない哀しみと虚しさを…
20240228(了) 映画『デスパレート・ラン』 フィリップ・ノイス監督/ナオミ・ワッツ 2021年製作/84分/G/米/原題:The Desperate Hour/DVDレンタル <★★★> 数か月前に一家の大黒柱を失い3人の母子家庭になった一家。 小学生の女の子はそうでもないが、高校生の男の子はショックから立ち直 れておらず、不登校一歩手前。母親は、子供も自分も扱いかねている。 ある朝、女の子を送り出し、起きようとしない男の子を起きて登校するよ うに言ったあと、自分は近くの山道へ走りに行く。 スマホ(という言い方は正しくないかもしれませんが)を縦横無尽に使い こなしつつ、のべつ幕なしにい…
こんにちは。最近はドライブには行かなくなったサトーです。数年前までは遠出してカフェとかに行ってランチとか食べてたんですけどね。今は時代のせいか年のせいか、行かなくなりましたね。まあ、そんな時代もあったなーと、いい思い出ですね。 さいきん見た映画の感想です。 ストーリー マルホランド・ドライブ (吹替版) ナオミ・ワッツ Amazon マルホランド・ドライブ(道路)を走る車に乗っていたら、殺されそうになった黒髪の女。逃げこんだ先はルースという女性の家。そこへルースの姪のベティがやってきて、黒髪の女と遭遇する。ベティはなぜか警察には通報せず、黒髪の女の「自分探し」に付き合うことになる。 感想 感想…
2.6 imdb5.2、Rottentomatoesのトマトメーターはなくオーディエンスが55%だった。手堅そうなプロダクションでナオミワッツなのに低い評価・・・に興味そそられて見た。 山岳救助ボランティアのパム(ナオミワッツ)が遭難者を助け出す話。 おそらく低評価の理由は自殺志願者を助けたから。 救助のニュースのたびにヤフコメなどで盛り上がる自己責任論がある。富士山に軽装で登って動けなくなって救助要請した──みたいな顛末だと、非難ごうごうになる。身勝手な遭難者に対する処罰感情は膨れやすい。 この映画で救われたジョン(Billy Howle)は結果的に自棄的な考えを捨て去ってパムに感謝すること…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「キング・コング」(2005)です。 1930年代のニューヨーク、世界恐慌の煽りで失業してしまうアン(ナオミ・ワッツ)は、胡散臭い映画監督カールに誘われて、亜細亜の謎の島、骸骨島へ行くことになる。そこで、カール、アン達が見たものは恐竜たちが生息する太古の世界だった。アンは原住民に捕らえられ、大猿キングコングの生贄にされてしまうのだが… 映画は1933年に製作された「キング・コング」をほぼそのままのストーリーでリブートされていますが、「ロード・オブ・ザ・リング」で名を上げたピーター・ジャクソン監督の熱い熱い想い入れの…
原題は「Eastern Promises」(東方の約束) ここでの"Eastern"とは(イギリスから見た)東欧のことで 特にロシアのこと (監督談) 登場する「vory v zakone (ヴォーリー・V・ザコン) 」は ロシア語のスラングから派生した「法に反対する泥棒」という意味の 実在するロシアン・マフィア メンバーはロシア人だけでなく ウクライナ、ジョージア、アルメニア、アゼルバイジャン キルギスタン、ウズベキスタン 、チェチェン・・・など多民族にわたり ロシア革命(1917)以前の山賊などの犯罪者がギャング化したというもの リーアム・ニーソンの「96時間」(2008)でも描かれていま…
『ツイン・ピークス:The Return』は、デヴィッド・リンチとマーク・フロストが手掛けた伝説的ドラマ『ツイン・ピークス』の続編として、2017年に放送されました。 1991年に終了したシーズン2から25年後の物語を描く本作は、全18話の構成で、視聴者を再びツイン・ピークスの謎めいた世界へと引き込みます。「25年後にまた会いましょう」というシーズン2のフィナーレでの予言的な台詞が現実となった点でも注目を集めました。 本作は、単なる続編にとどまらず、テレビドラマの枠を超えたアート作品として評価されています。リンチならではのシュルレアリスティックな演出や革新的なストーリーテリングにより、従来のテ…
デヴィッド・リンチ(David Lynch, 1946年1月20日 - 2025年1月16日)は、シュルレアリスムや夢のような要素をハリウッドに取り入れ、映画界に革新をもたらしたアメリカを代表する監督です。彼の作品は、現実と夢の境界を曖昧にしながら、観客に感覚的な体験を提供する独自のスタイルを特徴としています。特に『エレファント・マン』『ブルーベルベット』『マルホランド・ドライブ』などの名作は、物語性とビジュアル表現の両面で高く評価されました。 リンチの作品は、アカデミー賞やカンヌ国際映画祭などで数多くの栄誉を受けています。『マルホランド・ドライブ』ではカンヌ国際映画祭監督賞、『ワイルド・アッ…
2025年1月16日、映画界はひとつの時代の終わりを迎えました。『ツイン・ピークス』や『ブルーベルベット』で知られる、アメリカ映画界の巨匠デビッド・リンチ監督が78歳でこの世を去ったのです。彼の家族はSNSを通じて訃報を発表し、瞬く間に世界中のファンや映画関係者が彼の死を悼む声を上げました。多くの人にとってリンチの死は単なる映画監督の喪失にとどまらず、彼が築き上げた独自の美学と物語性、そして彼の作品がもたらした深い感動が永遠に失われることを意味していました。 デビッド・リンチの人生と作品が私たちに与えてくれたインスピレーションの数々を、ここで振り返りましょう。そして、彼の遺産が今後どのように未…
2024年作品、オードレイ・ディヴァン監督、ノエミ・メルラン ウィル・シャープ ジェイミー・キャンベル・バウアー チャチャ・ホアン アンソニー・ウォン ナオミ・ワッツ出演。オーナーからの査察依頼を受けたエマニュエル(ノエル・メルラン)は、ハイブランドのドレスを纏ったセレブたちが行き交う香港の高級ホテルに滞在しながら、その裏側を調べ始める。 しかし、ホテルの関係者や怪しげな宿泊客たちと交流をするなかで、彼女は“禁断の快感”へと誘われていく。監督はオードレイ・ディヴァン、作品は初めての監督でした。ノエミ・メルランは、「TAR/ター」 https://anttiorb.hatenablog.com/…
そこから始まるんだ、のファーストカットからの、50年前の映画『エマニエル夫人』でも有名な一幕は「エロくない」。エマニュエル(ノエミ・メルラン)は自分から誘って男とセックスするが快感を得られない。原作小説を読んだことはないけれど、SNSによって特に可視化されたことに、「女」は「男」とセックスをしても大して気持ちよくないことが多いのだから、今の映画ならそこから始めるのが正しい。女、誰かと言っておこうか、がして気持ちよくないセックスを、他の誰か、マジョリティと言っておこうか、が見て気持ちよくなるように撮るのは間違いだと言ってくれるので安心だ。ホテルのハウスキーパーの仕事とエマニュエルが鏡の前でかっさ…
監督:クリント・イーストウッド 出演:ニコラス・ホルト、トニ・コレット、JKシモンズ、ゾーイ・デュッチ 目隠しされたゾーイ・デュッチ(女神像の隠喩)のショットに始まり、二人の切り返しのあと、外から音がして、結婚式の場面へと転じて、それが終わると夜になり、家の中のシーンになる。この場面では、カウンター越しに映されたガラスのコップが妙な存在感を放ち、ゾーイ・デュッチが誤って電気を消してしまうという不穏なアクションが描写される。裁判所ではトニ・コレットが落としたスマホをニコラス・ホルトが拾うが、このシーンには物語上特に「意味」はない。このような出だしで始まる映画。 ニコラス・ホルトは常に巻き込まれて…
※この記事は、2025年1月に更新しました。 フランス映画、イタリア映画、ポーランド映画・・・起承転結がはっきりしたハリウッド映画より、芸術性の高いヨーロッパ映画に魅力を感じる人もいるはずです。とはいえ、テレビ放送される映画も動画配信(VOD)も、ハリウッド映画か邦画ばかり。 そんな中、数多くのヨーロッパ映画が配信されているのがU-NEXT (ユーネクスト )です。U-NEXTには定額料金内で楽しめる「見放題」作品と、追加料金が発生する「レンタル」作品があります。 この記事では、見放題作品だけに厳選して、おすすめのヨーロッパ映画をご紹介します。 ヨーロッパ映画を配信で見るならU-NEXT!見放…
スピーク・ノー・イーヴィル:異常な家族 前回の投稿「胸騒ぎ」で2024年は幕を閉じた。 2025年は「胸騒ぎ」のリメイク「スピーク・ノー・イーヴィル:異常な家族」で幕を開く。 みんな、あけましておめでとう。今年もよろしくね! ここ数年は腰痛ヘルニアが悪化+マチョ(ドーベルマン)にPCを破壊されてブログをあまり書けずにいたけど、今年はちょこちょこ書いて行きたいと思っている。 嗚呼、さっそく本作「スピーク・ノー・イーヴィル」についてだけれども、それにしても映画のタイトルに「異常な家族」という余計な副題は付けないで欲しかったなぁ…。異常な家族って盛大にネタバレしちゃってるじゃん。「ああ、異常な家族に…
デヴィッド・リンチらしさが結構出ている マルホランド・ドライブ 4Kリストア版 [DVD] ナオミ・ワッツ Amazon 懐かしい・・・日記を検索すると2002年にレンタルDVDで続けざまに2回見ている。日記には謎解きみたいなことが書いてあるのだが、もちろんほとんど記憶にない。それにしても、観たのは随分と「今」に近いような気がしていたがすでに20年以上前なのかと、驚く。 ナオミ・ワッツとローラ・へリング、2人の美女の幻想譚を中心に話は進むが、リンチ特有のわけのわからないエピソードが随所に挟み込まれて、リンチ映画特有の目が回る感じになる。 リンチ作品はツイン・ピークスをhuluで2013年に全話…
今年の年明けに、既にこの企画思いついてました随分前に「ラブリーボーン」で暗~~いお正月を迎えた経験がありまして、それ以来観納めと観始めはしっかり選ぼうと思ったものです一言コメント付きです なんたって、「縞模様のパジャマの少年」(2009)監督:マーク・ハーマン出演:エイサ・バターフィールド、デヴィッド・シューリス、ヴェラ・ファーミガ※ 呆然としましたよ、それはもう 「ファニーゲームU.S.A.」(2008)監督:ミヒャエル・ハネケ出演:ナオミ・ワッツ、ティム・ロス、マイケル・ピット※ 2001年公開のオリジナルもしかり!!! むしろ観ない方がいいかと 「凶悪」(2013)監督:白石和彌出演:山…
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booksch.hatenablog.com BooksChannel meets Amazon : 新着商品UP 第1弾 amazonに出店のお店の皆様も 馬鹿馬鹿しくて あまり おやりになられないであろうCM SONG「amazon出品の唄」から始めさせて頂きます。どうぞ、よろしくお願い致します。 soundcloud.com 📖🎶 BooksChannel meets Amazon : 本と映画パンフレット世界へようこそいらっしゃいました。 📚🎵大阪府八尾市・河内山本の "📚Books Channel📀" より、amazon出品の新着商品UP 第1弾(500点)をお届けします!🔍 検索ワ…
Hi !! Netflixドラマ大好きブロガーのぱーぷるです。 2024年もあっという間で残りわずか。 そろそろ、今年の総評などをしていく時期になってきましたが、今年のNetflixドラマというと、ストライキの影響もあり全体的に不作の印象です。 が、その反動で2025年がとんでもないことになりそうです。 日々発表される情報を見て夏頃から薄々と感じていて、年末になってその予感は実感へと変わりつつあります。 2025年は間違いなくNetflixの年になるでしょう。 そして同時にNetflix時代に1つ区切りがつく、ここ10年弱の集大成の年となりそうです。 と言う訳でこの記事では私がこの1年で集めた…