不動産事業プロデューサー牧野知弘氏の新著『家が買えない:高額化する住まい 商品化する暮らし』ハヤカワ新書(2024/12/18)を読了。 庶民の手から離れて進む不動産市場の狂乱に警鐘を鳴らしている。マンションを買い急ごうとしている庶民は、年末年始の時間のある時にでもご一読を。 ※朱書きは、私のメモ。 もくじ 今後は住宅ローン地獄に陥る危険性も 晴海フラッグに見られる「暮らし」を軽視した狂奔 本書の構成 今後は住宅ローン地獄に陥る危険性も 金利上昇は不動産に対する購入・投資意欲を減退させ、不動産価格の低下を招くため、オーバーローンに陥りやすくなるなど、破綻する比率が上昇していくという著者の懸念著…