ハーディが残した盟友ラマヌジャンの業績の解説『ラマヌジャン』の冒頭に、こんな式が出ている。 このx,y,z,wは次式を満たす。 つまり、三次の和の式の有理解を与える。これはフェルマー最終定理と矛盾してはいない。変数が1つ多いのだから。 ハーディによるとこれは一般解ですらないので、ラマヌジャンの習作時代の手遊びみたいなものだという。 それでも、次の3次曲面でどのような有理点を与えるか、てすさびで試算してみた。 もとの式を両辺wで除算したもので、結果はほぼ同値(原点が入らなくなる)である。 3次元空間においてこのような曲面となる。 さて、ラマヌジャンの「特殊解」はどう出現するのだろう? サンプル計…