オフィスビルや大規模商業施設、大学、データセンター。私たちが日々利用する様々な施設の安全は、決して目立つことなく、しかし途切れることなく守られています。その「安心・安全」を実直に提供し続けているのが、ALSOKグループの中核を担う警備会社の一つ、株式会社アーバンセキュリティです。同社のルーツは、新日本製鐵(現:日本製鉄)と綜合警備保障(ALSOK)という、日本の産業と安全を象徴する二大企業が手を携えて設立したという、極めてユニークなものです。今回は、設立から37期を迎え、65百万円の純利益を計上した同社の決算内容を読み解き、「人が財産」という理念の下、いかにして強固な経営基盤を築き上げてきたの…