文章を書いていると、指が自然に「(笑)」や「...」へ伸びる時がある。 余白を作りたい、角を立てたくない、読み手の温度を少し下げたい——そんなときに便利な道具だ。 使うことを否定する気はない。 ただ、便利さに引っぱられて、考える前に指が先に動く瞬間がある。そこだけが怖い。 それぞれどんな時に使っているだろう。 「(笑)」や「w」は、文章の温度をほんの少し暖める。 深刻に見せたくないときや、いわゆる「マルハラ」(句点ハラスメント)を避けたいとき、親しさを込めて置く。 「...」は、その先を相手に託す記号だ。言わなくても伝わるはず、という気持ち。 でも、もしかしたら責任も預けてしまうことがある。 …