大統領の理髪師 2005年2月 劇場公開時に鑑賞。 よく考えればかなり悲しい話なのに、見終わった後も苦しい感じは残らず、そして見ている間も思わずにやっと笑ってしまう。別に辛さを笑いで誤魔化そうとしているわけでもなく、あの時代に生きていくにはああするしかなかったのだろうという感じが、肩に力を入れずに語られていくので、自然に笑ったりしてしまうのだろう。時代に流されるつもりがなくても、時代の波に流されていってしまう人生が、観ている私にとっては歯がゆい部分もあるが、それさえも観終わってから気がついたこと。見ている間はそれさえも気にならなかった。彼の価値観がいつも同じというのも、観ている側にとっては安心…