北海道・札幌市東区にある公園。
198ヘクタール(東京ドーム38個分)の広大な敷地全体を、彫刻家イサム・ノグチのマスタープランに基づいて「一つの彫刻」として設計したユニークなもの。
2005年7月1日、グランドオープン。
モエレ沼公園は、「札幌市環状グリーンベルト」構想の北部系緑地の核となる都市公園です。
ゴミ処理場として利用した後、1982年(昭和57年)から公園造成を開始しました。1988年(昭和63年)には、彫刻家イサム・ノグチが計画に参画。モエレ沼公園の基本設計が策定されました。
ノグチによる、「公園をひとつの彫刻」とするダイナミックな構想により造成が進められ、2005年(平成17年)7月1日にグランドオープンしました。公園では、5月には「サクラの森」のサクラが咲き、6月から9月にかけてはモエレビーチが開放されます。
その他の施設として、イサム・ノグチがデザインした120基以上の遊具のある7ヶ所の遊具エリアや、石狩平野を囲む山脈を一望できる、高さ50mのモエレ山や30mのプレイマウンテンがあります。
スポーツ施設としては、15面のテニスコートに野球場、陸上競技場があります。
イベント施設では、野外ステージやミュージックシェルなどがあります。冬はクロスカントリースキーやスノーボードにソリ遊びが中心となり、一年を通して遊びを提供できる公園です。