“モグラたたき”を続けるな 東京のコロナ新規感染者は1,026人。減少傾向にあるのだろうが目立ったものではない。全国的にみても3,852人。こちらも微減といったところだ。 一方、ようやく開催された国会では特措法の改定などコロナ関連法案の審議が進み始めたが、こちらもどこかしらギクシャクしているように感じられる。今の状況を医療や地方行政の最前線にいる人たちがこの状況をどう感じているのかを聞いてみたいところだ。これまでの保健・医療行政や感染症対策の脆弱さをひとつずつ修正して“制度の壁”を乗り越えようとしているのだからやむを得ないとはいえ、そこかしこに疑問点や納得できない点が出てきている。 この一年で…