結璃はメイクルームの一番手前の席に座るよう指示された。 全部で10台ほどのメイク台があるがどうやらこのメイクルームは主要キャスト以外が利用する部屋のようであった。 「私は十把一絡げってことか!」 「でもなんで私がメイクルームに・・・?」 ランキング参加中自作小説の集いの場 メイクさんが道具一式と衣装らしきものを持ってきた。 「あのう・・・」 「時間ないんで、パパっとやりますよ!」 「あ・・、ハイ・・・」 「私、状況が呑み込めてないんですけど・・」 「妄想キャスティング」は「わたしも恋がした~い➀~駆け出しインティマシー・コーディネーター結璃のお仕事~」をご覧ください。 さっそく顔をいじりながら…