Ludwig II. バイエルンの国王。 1845年8月25日、生まれ。1886年6月13日、死去。 在位は、1864年から1886年。 ノイシュヴァンシュタイン城などの宮殿を建てる。普墺戦争ではオーストリアに味方したことにより、バイエルンはプロイセンに対し多額な賠償金を払うに至り、発狂したとされる。(現在では、この発狂説は、政治的なものだったのではないか、と言われる。) 芸術好きな彼は、リヒャルト・ワーグナーをバイエルンに呼びよせ、バイロイト音楽祭の創始に関わる。
引用元:natalie.mu 国立新美術館に開催中の「ルートヴィヒ美術館展」に行ってきた ドイツのケルンにある美術館の名前で、ルートヴィヒ夫妻はコレクターの中のひとり(ひと組)なのだけれど、これも何かの縁かと、第四代バイエルン国王・ルートヴィヒ2世の生涯を描いた本作を鑑賞(映画祭で盛り上がっているロミー・シュナイダー出演作でもあるし) ルートヴィヒ夫妻は、1920年代に実業家の家系に生まれた個人収集家 本作の主人公・ルートヴィヒ2世は、19世紀のバイエルン国王 おそらく同性というだけなのだろうなあ、、 ルートヴィヒ2世という人は、かなり個性的だったようで、執務を嫌い、美青年たちを近侍させ、ノイ…
2016年4月、フュッセンを訪れました。 フュッセンはロマンチック街道終着の街で、シンデレラ城のモデルと言われているノイシュバンシュタイン城があります。ノイシュバンシュタイン城には一度行ってみたかったのですが公共交通では行きにくそうだったので、英語のバスツアーに参加しました。 こちらがそのノイシュバンシュタイン城。ノイシュバン(Neuschwan)は「新雪」という意味で、その名の通り白いお城です。 バスがお城がある丘の麓にとめられて、お城を目指して各自でてくてく登っていきました。お城には馬車に乗って行くこともできるようでした。 霧がかっていて少しミステリアスな雰囲気でした。 外観は割と落ち着い…
河口湖 音楽と森の美術館の広間。貴重なオルゴールの数々、美しい自動演奏人形がズラリとシャンデリアの下に並んでいます。(2019年10月撮影) 富士山に抱かれる街、河口湖。 そこには数多くの美術館があり、 胸を打つ出会いで溢れています。 今回、ご紹介するのは2019年10月に訪れた 河口湖 音楽と森の美術館(旧オルゴールの森美術館)。 あの豪華客船タイタニック号に搭載される予定だったオルゴールをはじめ 世界最大級のダンスオルガン、ヨーロッパで流行した自動演奏人形など 貴重なオルゴールがいっぱい。 また、サンドアートやオペラなどのコンサートイベントも充実しています。 富士山を見渡せる絶景カフェを備…
タイトルと表紙のデザインから、「まさか恋愛小説?」と思ったりして一瞬購入するのを躊躇いましたが、読んで見たら結構面白かったです。 物語は老齢になった「現在」のワトソンが、故人となったホームズの伝記を執筆しようと思い立つところから始まり、それが「過去」のホームズの知られざる恋と、公表されなかった事件の真相を明かして行く事に繋がる、と言う形で進行します。そしてその公表されなかった事件には、南ドイツはバイエル王国のルートヴィヒ2世が関係して来る事になります。私はミュンヘンに住んでいたので、ノイシュバンシュタイン城には何度も行った事がありますし、ルートヴィヒ2世というのも親しみのある名前です。なのでこ…
ミュージカル「エリザベート」の舞台はウィーン。オーストリアの皇后エリザベート(愛称シシィ)の生涯を描いた物語です。1992年にウィーンで初演され、1998年までロングラン上演されていました。
【日時】2024.11.24(日) 17:00〜 【会場】ミューザ川崎シンフォニーホール【管弦楽】バイエルン放送交響楽団 【指揮】サー・サイモン・ラトル(バイエルン放送交響楽団 首席指揮者) Sir Simon Rattle, Chief conductor 〈Profile〉 納得のカリスマ性、実験することへの愛、現代音楽への献身的な取り組み、社 会的・教育的な事柄への多大なる関与、そして真摯な芸術性、これらすべてが、 リヴァプール出身のサイモン・ラトルを、現代で最も魅力的な指揮者の一人にし ている。 2023/2024シーズンよりバイエルン放送交響楽団及び合唱団の新しい首席指 揮者に就任し…
どうも、ちっぴーです。 実は ドイツとオーストリアに旅行に行ってました!8月に! 100億年ぶりくらいに描いたヘタキャラたちで、ずっと記事を書きたかったのですが、色々あって後回しにしてたのを今、書こうと思い立ったので、頑張って書きます。 でももう3ヶ月経ってて記憶が曖昧なところもあります。 今になって、メモ帳とか持ってけばよかったって後悔してる。中国行った時とかはもってってたのにな。スマホのカメラに頼りすぎている。見やすくするために、一日ごとに記事を分けようと思います。 というわけでまず、一日目!今回の旅行は、父親が5年住んでいる「ミュンヘン」に拠点を置き、そこから基本的には父親の車で移動して…
作曲家ワーグナーを愛し 夢の中で生きたバイエルン国王 両親からの愛情は薄く 音楽と読書に没頭した ルートヴィヒ2世 神話や騎士物語に憧れ その世界を再現すべく、城を建てる リンダーホーフ城 内部に洞窟を築くのは、狂気の沙汰と揶揄され 夢の城作りは、やがて国の財政を圧迫 ついには、幽閉されてしまう 国王の血は断たれ 美しき城だけが残された ようこそ、名馬たちの物語へ 風のロマンを伝えたあの馬の名は… >続きを見る // ■前回の土曜名馬座 doyoumeiba.hatenablog.com ランキング参加中その他 //
世界(日本を除く)の皇帝や王、大公などの一覧と、その英語での言い方です。かっこ外の数字は在位年、かっこ内の数字は生没年です。 まだ途中作成中のところがあります。順次アップデートしていきます。
前回のブログは、こちらから。 bibi-tabu.hatenablog.com こんにちは、びびです☺︎ アルプスの壮麗な景色を心ゆくまで目に焼き付けた後は、ドイツで三番目に大きい都市、ミュンヘンへ。 ですがその前に寄り道して、1日目に訪れたノイシュヴァンシュタイン城の建設者であるルートヴィヒ2世が建てた別のお城、リンダーホーフ城を見学しに行きました。全部で3つの城を建設したルートヴィヒ2世ですが、実は完成したのはこのリンダーホーフ城だけです(ノイシュヴァンシュタイン城も未完成です)。彼が約8年もの間実際に住んでいた城というのもあって、ルートヴィヒ2世ファンの私と彼氏ママの希望で立ち寄ることに…
photo. 2022.10.12 Neuschwanstein Castle ロマンティック街道の終点、ヒュッセンの山の上にひっそりとたたずむノイシュバンシュタイン城。あたり一面豊かな自然に囲まれた土地に突如として現れるこちらの城は息を呑むほど美しく、訪れる人を圧倒します。 芸術を愛するルートヴィヒ2世の命によって建てられたこの建物は、彼の死後、その白く華麗な白鳥のような佇まいを評して「ノイシュバンシュタイン(新しい白鳥の城)」と呼ばれるようになったそうです。 城から歩いて10分ほどのマリエン橋からはこちらの絶景が見ることができますが、実はこのマリエン橋は切り立った崖の上に架かっており、高所…
前回の記事はこちらから☺︎ bibi-tabu.hatenablog.com こんにちは、びびです☺︎ 5時間半車酔いに耐え抜き、念願のノイシュヴァンシュタイン城へやってきた私。 このお城は、シンデレラ城のモデルになったとも言われており、「狂王」の異名を持つ第4代バイエルン国王のルートヴィヒ2世が建てた城の一つです。(余談ですが今回の旅を通して私と彼氏ママはこのルートヴィヒ2世にどハマりしました。) ルートヴィヒ2世*1 天気はあいにくの雨だったのですが、とにかく新鮮な空気が欲しかった私にはキリッとした気温がご褒美のように感じられました。彼氏パパは500kmも運転したので「車で休憩するよ〜」と…
全体通して面白く読める,というわけではないけれど,後半になるにつれて――つまり自分が割と知っているクラシックとそれ以降の音楽――面白くなってきた。特に現代音楽の作曲家,あるいはその作品と大衆との断絶みたいなところが。ワールドミュージック的なものの記述はそこそこある割に――それもポリコレ的観点かと勘繰ってしまうけど;フェミニズム的観点も散見されるので――ポップやロックやジャズや今のエレクトロニカ/ダンスミュージックの記述が薄い。 若い読者のための音楽史 【イェール大学出版局 リトル・ヒストリー 第2期】作者:ロバート・フィリップすばる舎Amazon 1 音楽とは何か、そして何のためにあるのか 音…
カスパー・ハウザー 今回紹介するのは、カスパー・ハウザーをテーマとするテリー・ボードマン氏の講演録である。カスパー・ハウザーの名前は、掲載済のいくつかの記事に既に出てきている。 https://k-lazaro.hatenablog.com/entry/2023/12/28/092645 カスパー・ハウザーについては、日本では余り知られていないが、ヨーロッパでは割と有名で、多くの関連本があるようである。日本では、種村季弘による本が出ており、私は最初この本で彼を知ったのだ。しかしこの時は、不思議な話としか思わなかったのだが、やがて人智学派の本でも時々この名前を見つけることとなり、彼の物語の根底に…
2024年9月。ドイツ・シュトゥットガルトを訪れた目的は、オクトーバーフェスト、ではなくてビール祭りに行くことともう1つ。 「ノイシュバンシュタイン城に行くこと。」
く第2016回 定期公演 Aプログラム>― ブルックナー生誕200年 記念― 【日時】2024.9.14.(土)18 :00〜 【会場】NHKホール 【管弦楽】NHK交響楽団 【指揮】ファビオ・ルイージ 【曲目】ブルックナー『交響曲第8番 ハ短調(初稿/1887年)』 (曲について) この初稿は演奏時間が80分(CD1枚分)を越えることもある長大な曲で、後期ロマン派音楽の代表作の一つに挙げられる。ブルックナーはこの交響曲以降、ベートーヴェンの交響曲第9番と同様の第2楽章にスケルツォ、第3楽章に緩徐楽章を置く楽章配置を採用するようになる。 (作曲の経緯) 作曲が開始されたのは1884年7月で、交…
i-e.hatenablog.com ホテル バンヴァルトゼー(Hotel Bannwaldsee)を出発し、ドイツ観光の世界的定番であるノイシュヴァンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)見学に向かいます 第4代バイエルン国王ルートヴィヒ2世(Ludwig II)が建設したノイシュヴァンシュタイン城は山城なので、麓で小さいバスに乗り換えて行ける所まで行き、あとは降りて徒歩で向かいます 途中、ペラート峡谷に架かっているマリエン橋(Marienbrücke)を徒歩で渡りました、この日は本当にものすごく霧が濃くて、橋から峡谷を見ても全く何も見えませんでした 谷が見えないどころ…
プログラム introduction シューベルト:交響曲第4番 ハ短調 D417「悲劇的」 ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 WAB 107 プログラム 2019年3月31日(土) シューベルト:交響曲第4番 ハ短調 D417「悲劇的」 ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 WAB 107 上岡敏之(新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督*1) 管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団 introduction 「ドイツ語をしゃべるイタリア人」。オーストリア人は時折、このように形容される。言語としては同じドイツ語を話すオーストリア人のメンタリティは、質実剛健のドイツ人よりも、人生をエンジョイす…