生年月日 | : | 2002年4月10日生まれ・牡・黒鹿毛 |
生産者 | : | ノーザンファーム(北海道早来) |
父 | : | エルコンドルパサー |
母 | : | スカーレットレディ |
母の父 | : | サンデーサイレンス |
馬主 | : | (有)サンデーレーシング |
管理調教師 | : | 石坂正(栗東) |
競走成績 | : | 34戦15勝(中央19戦5勝・地方13戦10勝・海外2戦0勝)2010年12月引退 |
主な勝ち鞍 | : | フェブラリーS ジャパンカップダート JBCクラシック*1 川崎記念*2 東京大賞典 帝王賞 浦和記念、ダイオライト記念 ラジオたんぱ杯2歳S 名古屋グランプリ |
備考 | : | 2007年JRA賞最優秀ダートホース NARグランプリ特別表彰馬 半兄サカラート 半弟キングスエンブレム |
ヴァーミリアンは栗東トレーニングセンター石坂正厩舎に所属した競走馬。半兄に古馬ダート路線で活躍したサカラートが居る。輸入繁殖牝馬スカーレットインク(Scarlet Ink)を祖とするスカーレット一族の一頭で、7年連続重賞勝利、重賞勝利数13勝、GI級競走9勝は2010年現在の史上最多記録。
10月の京都競馬でデビューし新馬勝ち。2歳オープンを2戦連続2着のあと、デビュー4戦目のラジオたんぱ杯2歳Sで重賞初制覇。明けて2005年はスプリングSから始動し皐月賞、京都新聞杯とクラシック路線を歩んだがいずれも二桁着順に終わりそのまま夏を休養にあてた。秋初戦の神戸新聞杯も着外に終わりダート路線を歩むことになった。10月のエニフS、11月の浦和記念と連勝。
平安S2着後フェブラリーSに挑戦したがカネヒキリの5着。東海Sでは競走中の疾病もあり着外となった以外はダイオライト記念、名古屋グランプリの重賞勝ち鞍を増やしてダート路線で安定した成績を残した。2007年シーズンは川崎記念から始動、アジュディミツオーに6馬身差をつける圧勝でGI初制覇。このレースをステップにドバイワールドカップへ遠征したが4着に終わった。しかしながらこの年の内容は素晴らしく、帰国後JBCクラシック、ジャパンカップダート、東京大賞典、翌2008年のフェブラリーSまでGI級競走を4連勝(川崎記念の出走取消含む)。
川崎記念を使われる予定だったものの、右飛節炎ならびに熱発のため出走を取り消した。仕切りなおして出走したフェブラリーSに優勝し、2年連続で挑戦したドバイワールドカップも期待されたが、最下位に終わり休養に入った。2008年11月のJBCクラシックではサクセスブロッケンを封じ復帰戦をGI勝ちで飾ったが、続くジャパンカップダートは3着、東京大賞典2着と古豪カネヒキリに及ばなかった。2009年シーズンはフェブラリーSから始動しサクセスブロッケンの6着、一息入れて挑戦した帝王賞は1番人気に支持され優勝した。この勝利でGI級競走7勝目となりテイエムオペラオーなどに並ぶタイ記録。11月に出走したJBCクラシックは1番人気で出走し優勝、同競走の3連覇およびGI級競走8勝の新記録を達成した。続いて出走したジャパンカップダートは2番人気ながら着外、暮れの東京大賞典もサクセスブロッケンにハナ差及ばず2着だった。
2010年1月の川崎記念に1番人気で出走、優勝した。連覇を狙った帝王賞では2番人気になるも、武豊が落馬負傷したため福永祐一に乗り代わりに。見せ場なくフリオーソの9着に敗れた。約半年の休養を挟み挑戦したジャパンカップダートは4番人気に支持されたが14着に大敗。2010年12月8日に引退することになった。今後は今後は社台スタリオンステーションにて種牡馬となる予定。
*エルコンドルパサー | Kingmambo | Mr.Prospector | Raise a Native |
Gold Digger | |||
Miesque | Nureyev | ||
Pasadoble | |||
サドラーズギャル *Saddlers Gal | Sadler’s Wells | Northern Dancer | |
Fairy Bridge | |||
Glenveagh | Seattle Slew | ||
Lisadell | |||
スカーレットレディ | サンデーサイレンス *Sunday Silence | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
スカーレットローズ | *Northern Taste | Northern Dancer | |
Lady Victoria | |||
*Scarlet Ink | Crimson Satan | ||
Consentida |