万葉線株式会社は、富山県高岡市に本社を置き、富山県高岡市と射水市(旧 新湊市)とを結ぶ路面電車を運営する第三セクターの鉄道事業者。
2001年3月30日設立。
正式には高岡駅停留場〜六渡寺駅が軌道の「高岡軌道線」、六渡寺駅〜越ノ潟駅が鉄道の「新湊港線」だが、一体の路線として運行されている。かつてこの地に「万葉集」の編者である大伴家持が越中国守として赴任し、数多くの歌を残したことに因んで「万葉線」という愛称がつけられた。
この路線を運営していた加越能鉄道が廃止・バス代替の意向を示したため、2001年に高岡市・新湊市が中心となって第三セクター会社「万葉線株式会社」が設立され、2002年2月に加越能鉄道から事業譲渡された。路面電車を運営するための第三セクター会社は日本初。