第36回高崎映画祭の授賞式がきのう19日、群馬県高崎市の高崎芸術劇場で開かれたので参加した。この映画祭は、横浜映画祭と並んで、賞を受賞した俳優、監督たちのほとんどが参加するという日本でも数少ない映画祭として知られる。 ことしの最優秀作品賞は「ケイコ 目を澄ませて」(三宅唱監督)で、あわせて同作品で岸井ゆきのが最優秀主演俳優賞に輝いた。岸井ゆきのなど受賞者10人の全員が出席し喜びを語っていた。 (右から)岸井ゆきの、永山絢斗、三宅唱監督、杉田協士監督、嵐莉菜ほか 三宅唱監督は十年前に同映画祭新進監督グランプリを受賞した体験に触れ、当時は「映画祭や賞は何のためにあるのかと少し斜に構えていたが、来て…