Hatena Blog Tags

三顧の礼

(読書)
さんこのれい

才能のある人物を得るために、地位の高い人物が何回も訪問し礼を尽くして迎え入れること。
三国志の英雄・劉備が、当時無官であった諸葛亮の草庵を自ら三度に渡って訪問し、迎え入れた故事が由来となっている。(出典:三国志諸葛亮伝・出師表

  • ちくま文芸文庫「正史三国志」蜀書諸葛亮伝・出師表より

臣はもともと無官の身で、南陽で農耕に従事しておりました。乱世において生命をまっとうするのがせいぜいで、諸侯に名声が届くことなど願っておりませんでした。先帝*1は臣を身分卑しきものとなさらず、みずから身を屈して、三たび臣を草屋のうちにご訪問下さり、私に当代の情勢をお尋ねになりました。これによって、感激いたしまして、先帝のもとで奔走することを承知いたしました。

また、裴松之註に引く『魏略』には諸葛亮の方から劉備を訪ねたという話を載せている。裴松之は「出師表より、諸葛亮の方から先に劉備を訪れたのではないことは明白である」としている。

*1:劉備

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

ネットで話題

もっと見る

関連ブログ