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下咽頭癌

(サイエンス)
かいんとうがん

下咽頭(のどぼとけの後ろのほうから食道の入り口)にできる悪性腫瘍。
咽頭癌のうち、約半数はこの下咽頭癌。
下咽頭癌が発見された患者の中には食道癌を併発(転移ではない)している人もいる。これは食道癌の発生原因と下咽頭癌の発生原因が似ているためと思われる。

原因

飲酒や喫煙がリスク要因とされている。
輪状軟骨(のどぼとけの下の軟骨)後部にできる癌については、飲酒喫煙に関係なく貧血の女性がなりやすいとされている。

症状

のどの違和感、嚥下痛(飲み込む時の痛み)、嚥下時の耳の痛み、声のかれ、頸部リンパ節の腫れなどが認められる。初期には症状がわかりにくいこともある。

治療

初期のものであれば放射線療法と化学療法による治療が可能であるが、下咽頭癌は発見されたときには進行癌になっていたという場合が多いので、外科療法で治療を行うことが多い。
下咽頭癌の外科療法の場合、切り取る個所や大きさによっては話したり飲み込んだりすることができなくなる。
(参考→癌の外科療法癌の放射線療法癌の化学療法




診療科:耳鼻咽喉科

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