制度開始以来の日銀による指数連動型上場投資信託受益証券(ETF)及び不動産投資法人投資口(J-REIT)の買入れ並びにETFの貸付け推移は、以下の通り。 1.ETF/J-REITの買入れ 3月19日に開催した金融政策決定会合にて、日銀は金融緩和の長期化を見据えた政策修正を決定し、上場投資信託(ETF)購入に係る原則年6兆円の目安を削除。ETFの買入れ対象は東証株価指数(TOPIX)連動型のみに。不動産投資信託(J-REIT)の購入も上限の年1,800億円は継続する一方、原則年900億円の目安は削除。また、将来のマイナス金利深掘りを可能にするため、地域金融機関等に上乗せ金利を付利する制度も新たに…