〝自分が自分についてどう感じることになるかは、 他人について、いまどう感じているかで決まる。〟 という、ゲイリーの4冊目『イエスとブッタが…』 の中に出てくる言葉を噛みしめている。 大勢の人がいるように見えているけれども、 大元をたどれば、心は一つであり、一つのエゴしかない。 そのため、うわさ話、思い出話、妄想劇場、 「えっ、なにこの人」という瞬間的な想いに至るまで、 何気ない冗談にせよ、たとえ、悪気がなかったにせよ、 自分が他人について話したり思ったりする どんな小さなことも、それは自分自身のことだと、 ひとつの心には解釈されてしまう。 結果、相手に抱いている〝想い(解釈)〟が、 今度は自分…