6月20日は「世界難民の日」。 UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、戦争や迫害などが理由で住む場所を失った難民や国内避難民が過去最多になったと発表した。ウクライナでの戦争や気候変動の影響もともない、ふるさとを追われた人が2022年の1年間で1,910万人増加。今年になってもスーダンで紛争が勃発するなど増加傾向は収まらず、難民や国内避難民の数が過去最多の1億1,000万人に達したという。 レバノンのシリア難民の苦境をNHKが報じていた。 シリアから国外にでた難民は654万人、うち150万人がレバノンにいる。レバノンは人口およそ500万で、難民比率が世界でもっとも高い国だ。そこでいまシリア難…