「世に身心障がい者(児)はあっても仕事に障害はあり得ない」の信念のもと、社会福祉法人「太陽の家」を設立した中村裕医学博士と、企業の公器性を社憲にまとめた、オムロン(株)創業者である立石一真氏が共鳴し1972年に創業されたのが、日本初の福祉工場であるオムロン太陽(株)です。オムロン太陽では、創業初年度からずっと黒字。そして現在では工場作業員の分布が、健常者と障がい者が同数程度で、しかも障がい者の半数程度が身体ではなく知的・精神障がい者、また記念式典日までに連続無災害日数5488日(15年と少し)と、驚嘆するしかありません。 2022年4月8日にオムロン太陽創業50周年記念式典が挙行され、私とすぐ…