52. Sītañca uṇhañca, khudaṃ pipāsaṃ, 寒きに/又 暑きに/又 飢えに 渇きに vāt'ātāpe ḍaṃsa-siriṃsape ca, 風と熱に 虻と蛇に 又 sabbānipetāni abhisambhavitvā, 一切に/此等に うち勝ちて eko care khagga-visāṇa-kappo. 独り 歩むべし 犀の角の為せる (寒さと暑さとに、飢えと渇きに、風と熱に、また虻(あぶ)と蛇に、これら一切にうち勝ちて、独り歩むべし。犀の角の為せる如く。) 寒さと暑さと、飢えと渇(かつ)えと、風と太陽の熱と、虻と蛇と、──これらすべてのものにうち勝っ…