さびしい

Lonesome. ロンサム

I miss you. アイミスユー

余市りんご ジャム お隣さんからいただいた余市産りんご。少し酸味があって美味。ペーパーでくるんで冷蔵庫で保管していましたが、ボケてきて（hahatenみたい・・・）ジャムにしてみました。NHK今日の料理の大場英子さんのレシピ。カットしたりんごに砂糖をまぶしておくこと数時間（2～6と書いてます）りんごの液が出て来てそれをゆっくり煮詰めるだけ。何度もりんごジャムにはチャレンジしたけれど今一の出来具合でしたが、今回はバッチリ。友人にも謹呈したいほど。でも、視覚儚いhahatenでは「闇鍋もどき」となるので冷凍して味わうことにします。実際これもさびしい限り・・・ 前段が長くなりましたが、昨日をもって2…

クリスマスですね。何も言いません。始めます。 一冊目、シェリー・タークル『一緒にいてもスマホ』 https://bookmeter.com/books/11548526 心理学者による学術書、と見せかけて、半学術書半エッセイ集。スマホに逃げる、というのはいい言い方だ。あまり関係が深くない誰かと一緒にいて、会話が途切れてポケットに伸びる手を見る瞬間はけっして快くはない。誰かが目の前にいて話すべきことが何も見当たらないとき、いつももどかしい思いがする。沈黙も受け入れられるような親しい相手なら別だが、就活のグループワークで偶然テーブルを同じくした相手とか、何かの運命のこじれで今目の前にいて、この機会…

人形シリーズ 南町田編 十一月、ナゾの病でぶっ倒れる前に行った飲食店の写真がまだ二軒あるので、そのうちの一軒をあげます。 サラダ お茶と茶碗蒸しとみそ汁 ばらちらし 相変わらずおいしかった。ふきよせでなくばらちらしの方がおいしいのは分かってるんですが、好き嫌いのあるお客さんのことを考えて（ふきよせを出している）とは寿司マンガ『音やん』の音やんの弁ですが、それでいうと、なんでも好き嫌いなく食べられるので、ばらちらしを存分に楽しめる自分はしあわせだな、とすなおに思います。 完食 下記は、12/21㈯の洋楽シーカーズでかかってた曲。ワムがどうとか、ペットショップボーイズが一位だったので一位をとれなか…

運ばれたパスタを口に運ぶ種田の目線は絶えずお客を追った。どうやら、この店は観客には好まれなかったみたい。種田と佐山はそれから三つの店を回る。観客の目撃が極端に減る。避けているのかと、思い咄嗟に後方を振りかっても見たが、一般のお客に驚かれるだけである。 一人の男性が店を出た、遅れて女性が複数人、数珠繋ぎに通路にあふれた。何が楽しいのだろうか、何も考えていないだけのこと。種田は男性に近寄る。残り数歩で相手が気配を察知、声をかける手間が省けたというもの。しかし、一人、赤すぎる瞼のラインを携える女性が肩を怒らせ、男性との間に割りこむ、足を一歩踏み出した。高い踵、そこからつま先にかけて急勾配、雪のため外…

金子みすゞは門徒の中の門徒のように言われます。実際、彼女の多くの詩が他力本願の世界を表現していて、次の詩もその一つです。 さびしいとき わたしがさびしいときに よその人は知らないの わたしがさびしいときに お友だちはわらうの わたしがさびしいときに お母さんはやさしいの わたしがさびしいときに ほとけさまはさびしいの 私がさびしい時の私と他者との関わり方が様々に表現されています。私がさびしい時、他人、友人、母親はそれぞれ違った接し方をします。他人は私の気持ちを分かってくれません。友達は私の気持ちを察し、明るく振舞ってくれますが、なかなか気持ちは通じません。母親は、さびしい私を一方的に励ますこと…

もうずっと調子が良くないまま １２月に入ってしまいました。 その１２月も終わろうとしています。 もう～信じられない💦 「これじゃまずい」と思い、 今年が終わる前に何か新しいことを しなければ…という風に思いました。 そこで去る１２月１４日（土）に 人生初の！！「オフ会」というものに 参加したんです👀 これには、かなり勇気がいりました。 いわゆる「バンジーを飛ぶ」ってヤツですね。 古い言い方でいえば 「清水の舞台から飛び降りるつもりで」 という感じかな。 ※「バンジーを飛ぶ」というのは 自分にとってすごく勇気が必要な行為を 行うことです。スピリチュアル系の 特に「引き寄せ」界隈で使われる比喩表現…

年末年始は、ふるさとへの帰省シーズン。家族を連れて新幹線や車で大移動する方も多い一方で、「正月は自宅でゆっくり過ごしたい」といった声も聞かれます。AERA dot.編集部がアンケートをしたところ、家族が顔を合わせる機会を楽しみにしている一方、迎える側は「家事が大変」、帰省する側も「交通費や時間がかかる」といった声が一定数ありました。 みなさんはこの年末年始、どうされますか？ ＊ ＊ ＊ 年末年始の「帰省」に関するアンケートは、12月11日から18日にかけて実施。315人から回答をいただきました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。 帰省に対する思いについて複数回答で聞いたところ、家族…

見ました、NHKスペシャル。 とっておきのレシピと栗原はるみさんの今 www.nhk.jp 料理家の栗原はるみ、ぼくでも知ってます。 （面識のない人は敬称略がルール） 最愛の夫を亡くしたいま、 “家族のためのごはん” から “自分のためのごはん” で、 悲しみから立ち上がろうとしている。 亡き夫を思うと涙が止まらなくなるほど、 愛し、愛されてきたのですね。 ひとりになってさびしい毎日を、 自分らしく生きようとする姿に胸を打たれます。 人間は最期の時を迎えるまで生きなくてはいけない。 なんの作品だか忘れましたが、 藤沢周平がそのようなことを書いていました。 栗原はるみは７５歳からギターを始めたそ…

あらすじ・概要 著者はかつて中国の少数民族の村を旅していた。そしてふたたびその土地を訪れたとき、文化の変容に驚く。中国少数民族の過去と今を比較しながら、少数民族の人たちと触れ合い話し合った記憶をイラストエッセイで描く。 変容することがさびしいと思うのはわがままかもしれない 中国の少数民族の村に二回行って、その変化を目の当たりにした旅行記。 独特の文化もそうですが、異邦人を簡単に家に入れ、歓待する文化に驚きます。こうして見知らぬ旅人を歓待する文化は各地にあると言いますが、実際に体験した人の話を聞くと興味深いです。 都会で犯罪者も含め、多様な人間に接しているとなかなか持てない文化ではありますね。 …

イラストレーターさんのメイキング（制作過程）を見ながら絵を描いた。自分で描くのとは違う線の描き方や色の選び方が新鮮だった。描き上がると、自分の絵なのに自分の絵とは異なる雰囲気の絵になって興味深かった。 小説には『模写』という行為がない。既存の小説を書き写す、という行為自体はあるが、それは『模写』とは違う。小説の書き写しとは違って、絵の模写は真似をしようとしても自分の色や個性が絶対に出てしまうのが面白いな、と思った。またやってみよう。 ◯ 漢字検定を受けようかな、と考えている。2級を持っているので、準1級を受けたい。書店で参考書をパラパラ見て、この漢字が読めたらかっこいいよなあ、と思うなど。次の…

インフルでぶっ倒れていたので毎週更新が遅れているらしいです。 未来はいつも曇り空 将来のこと。卒業後のこと。来年のこと。 すぐ先にあるはずなのに、未来はいつだって不透明で、不安で、そして寂しいものです。 1期生たちにとっても、それは例外ではありません。 不安そうな素振りすら見せないメンバーも多く描かれる中、本作の主人公であるかのんちゃんは、新天地であるウィーンでしっかりとメンタルを削られている様が描かれました。 Bパート冒頭ではそんな未来への漫然とした不安を表すかのように、雨の中不安げな表情を浮かべる夢が挿入されました。 夢から覚めて、「自分ちだ……」と安心する姿も、どこか示唆的ですね。まるで…

さむざむと日輪あそぶ冬至かな 飯田蛇笏。ゆるるは竹のみ冬至の日のつくる影 山口青邨。一陽来復キューピー人形手をひろげ 村山古郷。冬至とてなすこともなく日暮れけり 石川桂郎。冬至には多くの雲と田を見たり 相生垣瓜人。空海の夢に色ある冬至かな 橋閒石。いつの間に冬至過ぎたる陽射かな 桂 信子。 「もう何年前になるか思い出せぬが日は覚えている。暮れもおし詰まった二十六日の晩、妻は下女を連れて下谷摩利支天の縁日へ出かけた。十時過ぎに帰って来て、袂からおみやげの金鍔と焼き栗を出して余のノートを読んでいる机のすみへそっとのせて、便所へはいったがやがて出て来て青い顔をして机のそばへすわると同時に急に咳をして…