2018年11月、四国の伊方原発の再稼働について、高松高等裁判所が容認の判決をくだしました。ニュースによれば、もともと松山地方裁判所が運転差し止めの仮処分決定をしていたが、今回これを取り消して容認することになったそうです。 裁判官によって判断が異なるというのもいい加減にしてほしいものですが、驚いたのは「再稼働は『容認』だが、住民の避難対策は不十分」との判断です。 住民の皆さんが再稼働に反対なのは、『危険』だからです。『避難対策が十分でない』なら、すなわち『安全ではない』わけですから、再稼働は容認できないはずです。もちろん、住民に被害が出てもかまわないなら、話は別です。 以前にも書きましたが、裁…