伊東豊雄(1941年6月1日 - )は、日本の建築家。一級建築士。 1941年京城(現ソウル)生まれ。1965年東京大学建築学科卒。 菊竹清訓建築事務所勤務を経て1971年独立(事務所名アーバンロボット)。 1979年、事務所名を伊東豊雄建築設計事務所に。 2013年、建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞。 代表作
日曜のこと。『磯崎新:群島としての建築』を見てきました。場所は、この数年、年1で行っている水戸芸術館。今回は、2022年に逝去して以来の没後初の回顧展ということで、模型店建築、図面、スケッチ、インスタレーション、映像、版画、水彩画などの様々なメディアを通じて、軌跡を辿っていくというものです。それと、2023年に完成した水戸市民会館を見るのが目的です。 展覧会風景。 空中都市渋谷計画 水戸芸術劇場 つくばセンタービル 福岡相互銀行本店 ティーム・ディズニー・ビルディング隠れミッキーがあります。 外に見えるのは、伊東豊雄の水戸市民会館。磯崎と伊東の建築が隣同士にある贅沢な場所。 東京都庁新新庁舎案…
(図書館LOVE~備忘録として) 2022年7月に開館した石川県立図書館は、昨年度の来館者は119万人。3月末には累計来館者は300万人を突破したそうな。 広々と居心地よい施設、豊富な資料との出会い、多彩なイベントなどに加え、おしゃべり、飲食、撮影…の自由度の高さが人気の秘密。 近くにあれば、毎日でも行きたい図書館だが、金沢市内の運転を避けたい私は、電車、バスを利用して一日がかりである。 最近では、9月6日、絵本『母と妹への手紙』出版記念のイベント(主催/「平和の子ら」委員会)に友人と参加した。初代石川県原爆被災者友の会会長の岩佐幹三さんの手紙を元に制作された絵本を、生前の岩佐さんから手紙を託…
摂氏19.1/26.2度。曇。市民会館を通り抜けたら西側の出入口の横のテーブルに書籍が並んでゐて全てが伊東豊雄著作。図書館入り口に並んでゐる放出本かと思つたら「寄贈本です ご自由にお読みください」と案内あり。「ご自由にお読みください」といはれても市民会館内のラウンジギャラリー(学習、読書スペース)ならまだしもロビー(やぐら広場)からの出入口横である。こんなところに書籍を並べても「ご自由にお持ち帰りください」にしか映らない。寄贈本をこんな風に扱つて果たしてよいものか。伊東豊雄設計としては、この市民会館は晩節を汚す失敗作とはいへ設計者の寄贈本のこの扱ひはないだらう。 吉田美智子(取材考記)「産業に…
『中野本町の家』後藤暢子他 設計者 伊東豊雄(住まいの図書館出版局 住まい学体系090 1998年1月20日第1刷、2005年3月31日第3刷)■ この本の再読のきっかけは、高校の同級生・IT君から届いたメールだった。メールには最近読んだという『中野本町の家』の感想が綴られていた。 ぼくはこの本を20年ほど前に読んでいる。今、再読すればどんな感想を持つだろうか・・・。今度、IT君と会う時、感想を語りあおう。そう思って、自室の書棚から取り出して再読した。「中野本町の家」は伊東豊雄さんの実姉の後藤暢子さんが夫を癌で失くした直後に伊東さんの設計で建てられた家の呼び名。この建築は海外にも知られ、その形…
甲辰年十一月十七日。摂氏▲0.7/13.7度。晴。 これほどのヴァイオリン奏者とピアニストの共演で水戸芸術館の主催だけれど市民会館(グロービスホール)での開催。市民会館のこのホールは先日、矢野顕子があつたけどクラシックで生音だとどんなものなのか?といふ関心あつて中央通路の9列目中央の席を押さえた。 モーツァルト: ヴァイオリンソナタ第17番 ハ長調 K.296ベートーヴェン: ヴァイオリンソナタ第7番 ハ短調 作品30の2ドビュッシー: ヴァイオリンソナタ ト短調武満徹: 悲歌フランク: ヴァイオリンソナタ イ長調 このホールはモーツァルトには嫌はれたのかもしれない。天井が高く音がステージから…
得体の知れなさ、正体の捉えようのなさ、と言いたくなる「変化し続ける人・伊東豊雄」である。 ホンモノの思索の人だ。根源まで考える。だから、スタイルや権威ではなく、モノゴトの本質に遡って考え続けることを流儀とし、その土地や施主との話し合いを重視する了見はずっと変わらない。 読み飛ばせない発見があった。「70年代までは、建築を成り立たせる上位意識があった。だが、未来都市をつくろうとメタボリストたちが没頭した万博が、広告代理店に仕切られた単なるエンターテイメントであったことが露出して消失」したと著者の瀧口は言う。文章・絵画・写真・映像といったメディア情報による脳内再生表現に対し、本来、対峙するはずのリ…
朝から冷え込んで、時おり激しい雨風でしたが今日は、袴田巌さんの『主よ、いつまでですか』(北陸学院大学ヘッセル記念図書館からの貸借本)の返却期限日だったのでどうしても出かけなくてはなりませんでした。 「雨にあわれませんでしたか」マスクの図書館員さんが微笑みながら迎えてくれました。 「え~、え~、大丈夫でしたよ」 明後日が返却日になっている新訳版『動物農場』(金原瑞人・訳)がまだ手元にあるのだけれど、せっかく来たついで。館内を一巡して目に留まった3冊を借りました。坂本龍一さんの本は二度目です。 『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』(坂本龍一/新潮社/2023.6)『暮らしの図鑑 木のもの』(翔泳社…
遅くなりましたが、先々週の水曜のこと。1971〜1986年のスケッチや図面・模型のほとんとすべてをカナダのCCAに寄贈することになったので、これらを見る機会は、あまりなくなるというので、芝浦工大での展示を見に行きました。おいらが知っている伊東建築というと、2000年代になってから、TOD’S表参道ビル(2004)、MIKIMOTO Ginza2(2005)、信毎メディアガーデン(2018)、水戸市民会館(2022)があります。では、伊東の初期建築というのは、どういうものがあったのか知りたいというのがきっかけでした。この1971〜1986年は、小規模建築や個人宅がメインの仕事で、大きな建築を任さ…
10/28土曜日、快晴。初めて豊洲に行きました。目的は芝浦工業大学豊洲校舎で開催中(とは言っても明日29日まで)の「伊東豊雄の挑戦1971-1986」。新しい大学キャンパスは開かれていますね。この階段花壇の上の広場は子供たちの遊び場になっていました。花もきれいに咲いていました。 建築家伊東豊雄の事務所の業務に密着したNHKのテレビ番組を数年前に観たことがあります。なかなかコンペに勝てない苦悩、所員の模索と提案を、ときにひっくり返すように否定する伊東。迫力のある番組だった。初期代表作が最終的に設計完成するまでのあいだの思考の仮定がわかる。ときに大胆な変更が入っていく仮定が。 それで思い出したのは…
癸卯年六月廿三日。気温摂氏26.1/32.1度。曇(小雨4.5mm)。K先生夫妻来水。早晩に駅近くの路地にある小料理や。K先生と最後にあつたのは2019年に香港騒乱の最中、K先生が実検で来港され外国人記者倶楽部の食堂で会食が最後だつた。K夫人は今晩、ホテルの客室からリモートで勉強会に参加のはずがリモートとはいへ参加者で感染少なからず体調不良者あり勉強会ぢたいお流れで一晩ゆっくりと歓談できることになる。家人も少し遅れてきて狭い小料理やのカウンターの角に居坐り酒はK先生が日本酒お好きなので茨城の地元で武勇、霧筑波、月の井。四人でどれくらゐ飲んだのかしら。K夫人はお酒は好きだが量はあまり飲まなかつた…